現音作曲新人賞


1984年創設。新人作曲家の音楽的発言を重視し、その道を開くための作曲賞。審査は「妥協のない厳選」という主旨から、日本現代音楽協会理事会が選ぶ審査員長と、審査員長が指名する2名の審査員によって行う。審査員長は将来にわたって再選されない。

 

現音作曲新人賞 歴代受賞者
開催年度 回数 受賞者 審査員長
2017 34 丹羽菜月 南 聡
2016 33 伊藤 彰 山本裕之
2015 32 川合清裕 金子仁美
2014 31 山本雄一 山内雅弘
2013 30 伊藤巧真・川崎真由子 末吉保雄
2012 29 黒田崇宏 佐藤 眞
2011 28 酒井信明 近藤 譲
2010 27 山本哲也 糀場富美子
2009 26 村瀬晴美 堤 剛
2008 25 横井佑未子 一柳 慧
2007 24 荒井秀仁 三枝成彰
2006 23 増田真由 三善 晃
2005 22 大村久美子 林 光
2004 21 タズル・イザン・タジュディン 安良岡章夫
2003 20 川上統・徳差健悟・森川陽子 湯浅譲二
2002 19 三宅康弘・森田泰之進 早川和子
2001 18 本田祐也 中川俊郎
2000 17 佐井孝彰・名倉明子 佐藤敏直
1999 16 中川昭徳 松尾祐孝
1998 15 前田正志 小鍛冶邦隆
1997 14 小嶋信夫 福士則夫
1996 13 山本裕之 松平頼曉
1995 12 浅野宏之 野平一郎
1994 11 布川建・向井耕平 浦田健次郎
1993 10 Y.ヴォデニッチャロフ 野田暉行
1992 9 伊左治直・内本喜夫 北爪道夫
1991 8 該当者なし 三木 稔
1990 7 溝入敬三 下山一二三
1989 6 江村哲二 新実徳英
1988 5 ヲノサトル 坪能克裕
1987 4 飯田真紀 別宮貞雄
1986 3 田丸彩和子 西村 朗
1985 2 河添達也 間宮芳生
1984 1 森田敦子 廣瀬量平

 

第35回現音作曲新人賞 募集要項

審査員長:鈴木純明 審査員:徳永崇・渡辺俊哉

●テーマ:現代の音楽と対位法

対位法とは、一定の規則に基づいて、複数の線を同時に組み合わせていく作曲技法である。まず、どのような素材を置くのか。そしてそこに、それと同じ、あるいは別の素材をどのように配置させていくのか。それらを考えて作曲することは、対位法の醍醐味と言えるだろう。同じ対位法という技法を用いても、オケゲムやパレストリーナから、メシアンやブーレーズ、リゲティまで、その音楽は時代様式や作曲家の創意によって大きく異なっている。現代において、この歴史的技法に新たな可能性を感じさせる、そのような作品が生まれることを期待したい。[審査員長 鈴木純明]

●楽器編成:下記の楽器リストから任意の独奏、二重奏、三重奏、四重奏。

1フルート(ピッコロ、アルトフルート持ち変え可)
1クラリネット(クラリネットin E♭、バス・クラリネット持ち変え可)
1ヴァイオリン
1チェロ
1ハープ
1ピアノ

※ピアノは通常奏法以外の奏法(内部奏法など)は不可とする。
※エレクトロニクスの使用は不可とする。
※指揮は原則無しとする。ただし、やむを得ない事情が生じた場合は、審査員の判断により指揮者を立てることがある。

●演奏時間:15分以内

●応募期間:2018年11月26日(月)~12月12日(水)18時事務局必着。郵送、配送のみ、持参不可。

●応募資格:年齢、国籍は問わない。但し、過去の現音作曲新人賞受賞者、日本現代音楽協会正会員は応募できない(ユース会員は応募可)。

●応募方法:下記提出物をまとめて送付のこと。

1. 応募作品総譜3部

2. 応募申込用紙(ダウンロード、もしくは任意の用紙に以下の項目を記入)
(1) 氏名(日本字とローマ字両方で表記)
(2) 生年月日(西暦)
(3) 略歴(和文)
(4) 作品名(原題、原題が日本語表記である場合はその欧文表記もつけること)
(5) 作曲年(西暦)
(6) 作品解説(和文)
(7) 楽器編成
(8) 演奏所要時間(分秒)
(9) 住所、連絡先電話番号、FAX番号、E-mailアドレス

3. 返信用封筒:審査結果を通知します。長3型(235mm x 120mm)の封筒の表に応募者の住所、氏名を明記し、82円切手を貼付のこと)

4. 参加料(下記)振込用紙のコピー

●参加料:1曲につき1万円。振込手数料を負担の上、下記口座に振込むこと。
三井住友銀行 目白支店 普通 6360842 口座名義「日本現代音楽協会」

●応募先:日本現代音楽協会「現音作曲新人賞」係(下記参照)

●応募に際しての注意事項
a. 応募作品は公開演奏会に於いて未発表であること。
b. 一人が複数作品を応募提出することは可とする。
c. かつて当賞に応募した作品であっても、入選作でなければ再応募可。
d. 作品総譜には作品名のみを明記すること。応募者指名や応募者が特定されるような文言などは一切記載しないこと。
e. 楽譜は、黒色の表記の鮮明なコピー、黒インクによるペン書きの表記、ノーテーションソフトを用いて作成しプリントアウトしたもの、それらのいずれかであること。
f. 一旦提出された楽譜の内容の変更や追加は認めない。
g. 万一の事故に備えて、作曲者は応募作品の控えを必ず保管すること。
h. 応募した資料は原則として返却されない。返却希望者は、予め返却費用を添えて、事前に申し出ること。
i. 一旦納入された参加料は、いかなる理由があっても返金されない。

●問合せ:要項の内容に関して不明な点は、文書(E-mail、FAX、郵送等)にて、日本現代音楽協会宛に問い合せること(氏名、連絡先を明記のこと)。

●審査:譜面審査により入選作品4曲程度を選出する(入選作品は201812月下旬にウェブサイトで発表。応募者には事前通知)。入選作品は下記の演奏会に於いて演奏し入賞作品を決定する

〈現代の音楽展2019〉「現代の音楽と対位法」(企画監修:近藤譲 制作:露木正登)
【日時】2019年3月1日(金)開演時間未定
【会場】東京オペラシティリサイタルホール
【演奏者(予定)】多久潤一朗(フルート)鈴木生子(クラリネット)佐藤まどか(ヴァイオリン)松本卓以(チェロ)鈴木真希子(ハープ)及川夕美(ピアノ)他

●表彰
表彰式において賞状と賞金15万円が授与される(受賞者複数の場合は分割授与)。また日本現代音楽協会に入会を希望する場合には入会審査が免除される。

発表:以上の表彰についての発表は、本選会終了時に行う。

▼申し込み・問い合わせ先
日本現代音楽協会「現音作曲新人賞」係
〒141-0031 東京都品川区西五反田7-19-6-2F
Tel: 03-6417-0393 Fax: 03-6417-0394 E-mail: 80th @jscm.net
Web: www.jscm.net 開局時間:月~金10~17時(祝祭日除く)