フォーラム・コンサート第2夜のプログラムノート

フォーラム・コンサート第2夜 (12月1日)  出品作曲家プログラム・ノート

フォーラム・コンサート出品作のプログラム・ノートを先行公開します。
作曲者によっては追加メッセージもあります。

「作品について」をお読みになると、聴く前から曲のイメージが膨らむのでは。
12月1日には、これらのメッセージが実際にどのように音像化されているかを確かめに、
是非とも東京オペラシティリサイタルホールまで足をお運びください。

①  大平泰志
paresha
(作曲2023年 初演)

◎作曲者プロフィール
主にキリスト教神秘主義や、ヒンズー教ヴェーダタンタ哲学などに、影響を受けた作品を書いて いる。第24回TIAA作曲コンクール審査員賞 第二回k作曲譜面審査コンクール優秀賞 第3回3 位 第 13 回フィデリオ作曲コンクール 6 位 SHE LIVES BUDAPEST PRIZE 145 人中ベスト 20 4th young composer`s competition ファイナリスト

作品について
Paresha とはサンスクリット語で完全なる主という意味である。この作品には自己超越への 意志が込められている。これまでの自分を打破して、限界を打ち破ろうとする試みである。 キリストは、主が完全であるように、あなた方も完全でありなさい。と言った。 キリストは、今日の一部のキリスト教のような他力本願で、御自身によりかかるような教え は説いていなかった。心理学では、自己超越欲求というものが知られている。この欲求は、 自己実現を果たしたものだけが本格的に抱く稀有な欲求とされている。 また自己超越を含めた 6 つの欲求段階があるとされている。 難しい定義となるが、超越とは何か?というと、私は、あらゆる思考から解放されることだと思う。

人間は、思考でできていると私は思う。そしてその思考のレベルには 7 つあると考えている。 以下に 6 つの欲求と、7 つの思考、そしてその主な具体的な精神活動分野の関係性を列挙す る。
具象的
1生理的欲求 肉体的想念 家族 生命力的想念 宗教(知識への意志*ここでいう知識は人生経験、人は天につばを吐くような思いをして自らでっち上げた都合の良い神などないと知る。)
2安全欲求 情緒的想念 ヴォランティア(自由への意志、自分で考え、自らの安全を確保し、地に足の着いた自由を手にする。奴隷のような他律の人生の終わりへの熱誠)
3所属欲求 思考的想念芸術学問(幸福への意志、社会や人間関係における自分の居場 所を見つける。本当に愛されたことのある人はまれである。)

抽象的
4尊厳欲求 肉体的観念 人類という普遍家族(あらゆる物質への執着からの解放への意 志)
5自己実現欲求 生命力的観念 真の宗教(生命力を散逸させるあらゆる悲苦からの解放へ の意志)
6自己超越欲求 情緒的観念 無私の奉仕(あらゆる感情は恐怖と愛に二分される。恐怖か らの解放への意志)

上記のように、6 つの段階に関する 7 つの思考をすべて制覇し、それにもはやとらわれることのない人を超越者と呼ぶ。つまりキリストが言う、完全な人である。

当時の、キリストや仏陀は、第 6 段階の自己超越者であった。 私の今回の作品から、恐怖から解放され生きることについて考えていただけたら幸いです。

 


②  板津昇龍

ヴィオラの日記 Diary of Viola
(作曲2023年 初演)

作品について
「ヴィオラの日記」では、無伴奏ヴィオラの高難度の技巧を駆使して、「異次元のコラージュ」が展開されていきます。 それは例えば、4コママンガの連作の様に並置されますが、ストーリー性に逸脱が見られ、全く脈略のない予想外の羅列なわけです。 緩急、音階的なフレーズとそうでないもの、熱気と冷気、超越的なものとそうでないもの、潤いと枯渇、対照的な音響現象が繰り広げられていきます。 それを今日風の日記、ブログの様に取り留めがあったりなかったり、一貫性もあったりなかったりとコンパクトに表現、展開されていきます。 作曲中に意識したことは、優れた音楽作品の条件とされる、構造的な原理、数理的、理知的な作曲技法、そういったものを覆したいものの覆せない、大袈裟に言えば、歴史的な美学との格闘になった事を付け加えておきます。

◎作曲者プロフィール
<作曲家・ピアニスト・ソーシャルメディアクリエイター>
英国ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ・同大学院修士課程を経て、英国王立音楽院(Royal Academy of Music)、ロンドン大学博士課程で学ぶ。SONY/旺文社学生作曲コンクール優勝。ISB国際ベーシスト協会作曲賞、カール・フォン・オシエツキー国際作曲賞、その他入賞、入選多数。文化庁芸術祭参加。アジア作曲家リーグ国際音楽祭、ISCM国際現代音楽協会「World New Music Days」に3度入選。作曲・音楽学・芸術史・ソーシャルメディア・情報処理が専門。作品は、須川展也、ルトスワフスキ・ピアノデュオなとの著名音楽家を含め、世界各地で演奏・放送・出版されている。

また、音楽動画クリエイター、写真家活動も行い、Youtuber, Instagramer, TikTokerとしてもアクティブである。各種SNS総フォロワー50万人を超えて、作品視聴回数は100万回再生を超えている。

Skill Music Composition & Research Producer, Arts & IT & Economy Writer International Arts & Cultural Science Creative Strategy Social Media Google Adwords, SNS Advertisement Investment Research Moderator of Organizations

 

③  堀切幹夫
即興’23.12「夢/自然」
(作曲2023年  初演)

◎作品について
全ったくの即興演奏である。さてどうなるか?—思えば、芸大在学中の’74年から始まったこのシリーズ。もう30曲ぐらい録音して来たが。ピアノに対する偏愛と、曲をつくるという能力とが、重なり合った場とも言えよう。—今回、「夢」と「自然」というキーワードでやってみようと思うが、2つを対照的に考えてみよう。前者は、暗くメランコリックなテンション。後者は、明るくクリアーなテンション。短い序につづいて初めの6分間は、これらが交互に現れる(それぞれ1分ずつ3パターンくり返す)。つぎに2分間の「悪夢」がくる。曲は最後の2分弱の「自然」で目覚め、解決される。

◎作曲者プロフィール
1953年東京生まれ、1968年清瀬保二氏に師事。1978年病のため東京藝大中退。

 

④河内琢夫
《胎動》~オルティンドー、箏、打楽器とライヴ・エレクトロニクスのための
(作曲2023年/改訂2023年改訂初演)

◎作品について
この作品は二つの楽章より構成されています。
第1曲:「舞」
・・・箏による独奏曲。遠い、遠い北国の誰も知らない森の奥深くで冬の神が踊る荒々しい舞曲。

第2曲:「胎動」・・・私の想念上にしかない架空の「御神渡り」の儀式の音楽。御神渡り(おみわたり)とは北方に春の訪れを告げる自然現象で、日本では長野県の諏訪湖の御神渡りがよく知られています。
春が近づき、それまで凍りついていた湖や川の表面に亀裂が入る。その様子をいにしえの人々は神様が水面を渡った足跡と考えました。そしてその亀裂の具合を見て神官はその年の吉兆を占ったと伝えられています。この楽章では箏、打楽器そして今回新たに加わったライヴ・エレクトロニクスを含む版によるアンサンブルを背景にモンゴルの伝統的な長歌式の歌謡オルティンドーがモンゴル民謡「この世界を照らす太陽」を歌います。歌詞の大意は以下の通り。

“この世界を照らす慈しみ深き太陽は地球上の全てを休むことなく照らし続ける。同じように私たちのことも照らしてくれている・・・”

日本におけるオルティンドーの第一人者、伊藤麻衣子さんの歌声をどうぞお楽しみ下さい。

◎作曲者プロフィール
洗足学園大学音楽学部(現洗足学園音楽大学)作曲専攻卒業後、同大学専攻科修了。作曲を宍戸睦郎氏に師事。第3回Music Today国際作曲コンクール(企画構成:武満徹)入選、ISCM World Music Days(ルーマニア)入選。東京代々木のムジカーザにて2021年、2023年と連続して作曲の個展を開催。エコ・アース・レコーズより作品集CDを3枚リリース。日本現代音楽協会、日本作曲家協議会各会員、深新會同人。

追加アピール文
今回、私が発表する作品は《胎動》~オルティンドー、箏、打楽器とライヴ・エレクトロニクスのための、です。
オルティンドーと聞いてすぐに何のことかわかる方は少ないと思います。これはモンゴルの長歌風の伝統的な歌唱で、今回はこれに日本のお箏と様々な打楽器、さらにはライヴ・エレクトロニクスまで加わって壮大な音空間が作られます。私は今回、安易な商業主義的な意味とは一線を画した、新しいタイプの「地球音楽」を夢見て書きました。日本のオルティンドーの第一人者、伊藤麻衣子さんの歌声をどうぞお楽しみ下さい。

一人でも多くの方のご来場をお待ちしております。

 

⑤  木下大輔
緋(あか)のバラード
(作曲2023年 初演)

◎作品について
これまで《ゆがんだ十字架のヴァリアント》、《現代の秋》と演奏会用ピアノ独奏曲を書いてきたが、今回はなるべく外的な標題性を排し、純粋に自己の内面から湧き出るもの、いわば心の歌を書こうと考えた。脱稿してみると、わりあいと彩度が高く尖った響きに仕上がったので、私が昔から好んでいる色の名(スカーレット)を作品タイトルにした。今回も慈愛をもって拙作に臨んでくださった堀江真理子さんに感謝いたします。

◎作曲者プロフィール
横浜市出身。東京藝術大学大学院音楽研究科修了。尾高惇忠氏に師事。日本の音楽展作曲賞、奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門など受賞・入選歴多数。作品は、ACLアジア作曲家連盟音楽祭をはじめ国内外各地で頻繁に演奏されるとともに、NHK-FMおよびJFN系列局にて放送、楽譜出版多数。2016・2017年に個展演奏会を開催。2017・2023年 東アジア国際現代音楽祭招待作曲家。CD『こだま号で行こう!木下大輔ピアノ作品集』(Pf:堀江真理子、前田拓郎 Nami Records WWCC-7964)が『音楽現代』誌の推薦盤に選ばれる。現在、日本教育大学協会音楽部門代表、宇都宮大学教授。

主要作品 夏のソナティナ(Ob/Pf)、24の抒情的小品(Pf)、夢のみち(Mix-cho/Pf 詩:桑原茂夫)、現代の秋(Pf)、瓦解の宴(Fl/Cl/Bn)、影(Vib/Perc)、音楽の旅(Pf連弾曲集)、Modus tollens(Fl)、晴れた日の記憶(Cl/Pf)、追分(Vc)、弦楽三重奏曲、三つの女の歌(Sop/Pf 詩:吉原幸子、新川和江)、偏西風(Mar)、ゆがんだ十字架のヴァリアント(Pf)、夏の旅(歌曲集・詩:立原道造)、ほか。

追加アピール文
今回のように脱稿まで表題(ないし標題)を決めあぐねたのはめずらしいことでした。

 

⑥  小坂直敏
今若冲蝶の図より「クジャクチョウ」
(作曲2023年 初演)

◎作品について
伊藤若冲による極彩色の画に魅せられ、自身が絵を描くつもりで制作している蝶のシリーズの第6種目。視覚と聴覚は抽象度を上げると共通点が多い。蝶の視覚的なイメージを音や音楽の構成に結び付けている。
クジャクチョウは赤褐色の地にクジャクの羽と同様な目玉模様があり、この名がある。タテハチョウ科の蝶は一般に優雅な蝶が多いが、本種もその例にもれず、あちこちで見られる。曲は背景の地と目玉模様との二つのモチーフを意識して展開した。前作と異なり飛翔や羽を休めるときの様子には関係なく、展翅したときの色模様のみを意識した。クジャクチョウ 検索!

◎作曲者プロフィール
早稲田大大学院を修了後、NTT研究所を経て、電子音楽を中心に音響研究と作曲を行う。1990年以降、サウンドエフェクトとして、モーフィング音やハイブリッド音、サウンドコラージュ音の合成に取り組み、これらの音色を音楽創作に反映している。ICMC(国際コンピュータ音楽会議) ‘93、’03、 ‘07入選。NYCEMF(NY市電子音楽祭) ’15、 ’16、’19入選。オーケストラ作品は1999以降5作品を発表。近作はピアノ協奏曲第2番(2021) 、 第3番(2022) 。 2002-2009年までICMA(国際コンピュータ音楽連盟)アジアオセアニア地区理事。2009-2018までJSSA(先端芸術音楽創作学会)会長。現在早稲田大および東京電機大学研究員。博士(工学)。東京電機大学名誉教授。

◎追加アピール文
作者は十代の頃,蝶を収集していた時期があります.本作品は,今となってその美しき姿を振り返るとともに殺生に対する供養を兼ね,さらに蝶も描いた伊藤若冲の作品へのオマージュ,
という多くの意図を持って書いています.蝶の種の名は電車の名称と同様,その道に通じた人でないとわからないものです.この文章を読んだ方は,是非事前に本曲のタイトルであるクジャクチョウを検索しデザインを見てもらうと嬉しく思います.また,伊藤若冲の書いた蝶の絵では,アオスジアゲハ,カラスアゲハ,ミスジチヨウ(またはゴマダラチヨウ)などが見受けられます.なお,本作品シリーズは長調ではありません.

 

⑦  露木正登
クラリネット・ソナタ第4番(シェーナ)
(作曲2023年 初演)

作品について
2023年6月から10月末にかけて作曲。クラリネット奏者・鈴木生子さんのために2019年から書き始めている「クラリネット・ソナタ」シリーズの第4作目で、B♭管クラリネットのために書いた。サブタイトルの「シェーナ」とはオペラの「場面」の意味で、クラリネットとピアノによって描かれる「ある抽象的な場面」という意味でつけたが、具体的なストーリーや表現したい内容があるわけではない。
2楽章構成。第1楽章は短い序的楽章、クラリネット独奏で開始する第2楽章(シェーナ)がこの曲の中心楽章となっているが、2つの楽章は続けて演奏されるため、聴感的には単一楽章の曲であると言っていい。第2楽章の後半にマーラー(1860-1911)の「大地の歌」第6楽章(告別)から音型「E-G-A-(H)」が引用される。
なお、来年(2024年)に作曲が予定されているクラリネット・ソナタ第5番で、2019年から始まったこのクラリネット・ソナタのシリーズが完結する。
いつも拙作の初演を引き受けてくださる鈴木生子さんと及川夕美さんには心から感謝いたします。

作曲者プロフィール
作曲を浦田健次郎氏に師事。第6回朝日作曲賞(吹奏楽)受賞。第3回国立劇場作曲コンクール佳作。第12回吹田音楽コンクール作曲部門第3位入賞。《交響的譚詩(1995)》と《「かごめかごめ」の主題による幻想曲(2005)》の2つの作品がティーダ出版から、《トリプティーク~サクソフォン四重奏(2015)》がブレーン(株)から出版されている。

◎追加アピール文
サブタイトルを「シェーナ」とした別の理由は、昨年(2022年)12月25日に逝去した私の唯一の師である浦田健次郎先生の作品名に因んだというのもあった。1987年に初演された「管弦楽のためのシェーナ」は浦田先生の作品の中で、私がもっとも好きな曲である。私は代表作の「誄歌」が嫌いなので正統な弟子とは言い難いが、これまでの私は師匠に反抗して意識して短いフレーズの、できるだけテンポの速い曲を書くことに努力してきたつもりだ。
が、今回の曲の第2楽章では浦田先生に似た息の長いフレーズが登場する。そのフレーズに、浦田先生が1981年に作曲した「吹奏楽のためのレクイエム」の冒頭下行音型を引用することで追悼とした。

 

⑧  山本成宏
空蝉の杜
(作曲2021年)

作品について
”空蝉(うつせみ)の~” は、万葉集に詠まれる和歌の枕詞であり、今を生きる”現世身(うつせみ)”と、あの怪奇な形骸を残す”蝉の抜け殻”の二つの意味がある。それは情と虚無という日本人の死生観を表している。本作品「空蝉の杜」は私自身の作品の内省的かつ象徴的な心象風景であり、そこには静寂の中に自然の脈動から生まれる生命の息吹に充ちた音世界が展開している。曲はLargoで書かれたAllegroとも言え、雅楽の如く[一拍一息]の極限のスローテンポの中で音たちは自由に躍動し、また再び静寂の淵に沈んでいく…。

作曲者プロフィール
福岡教育大学音楽科卒業。作曲を間宮芳生氏に師事。指揮法を桐朋学園大学研究生として斉藤秀雄氏に師事。ウィーン国立音楽院指揮科に留学。「音楽之友社作曲賞」受賞。「第23回SIGMA国際芸術祭」(ボルドー、パリ)にて舞踏音楽劇「耳なし芳一」入選。「日仏平和音楽祭」(トゥールーズ、広島)音楽監督・指揮者。仏政府財団主催「ジュールベルヌEXPO’96」(アルケソナン)電子音楽担当。「オルガンミサ曲」(ベルリン大聖堂)。欧州各国のオーケストラにて自作「散華」「神楽」「笙協奏曲」等を指揮。「カプデペラ国際ピアノコンクール」審査員・ファイナル指揮を務めるなど、長年、欧州七カ国で作曲と指揮活動を行っている。

◎追加アピール文
「静寂」は安らぎ、されど「沈黙」は雄弁なる無音の奥に不測の事象を秘めたブラック
ホールである。

 

⑨  早川和子
竹の青さ(詩:三好達治)
(作曲2023年 初演)

作品について
 一連の演奏会形式オペラ6作品(1977〜2002)の作曲・初演を経て後、女声・男声と様々な楽器との組合わせによる作品を多数発表し、近年では、女声・男声による重厚な三重唱・四重唱とピアノのための作品を生み出している。本作品は、その過程で得られた作曲技法を駆使した作品である。
 本日初演される楽曲《竹の青さ》は、昭和の詩人三好達治による「竹の青さ」をテキストとした。この詩は、昭和21年7月刊行の詩集『砂の砦』に所収された詩で、終戦直後の荒廃した国土の中で、孤独を求める詩人が、二羽の鳩の舞いたつ大竹藪に分け入ると、青き竹の林は、遠いかすかな、ささやきの通り路となり、語るものの声まで聞こえ始める。
 この作品では、終戦後78年間も国土の平和が維持されてきた日本の大竹藪のささやきや語り、青き竹の弾力のある躍動、生気に満ちた竹林の成長力を音楽として表現した。

作曲者プロフィール
1975年東京藝術大学大学院音楽研究科終了、芸術学修士。作曲を長谷川良夫に師事。1988〜2007年作曲グループ「屮」(そう)代表。1987〜2019年「早川和子個展」を音楽の友ホールにて21回開催。1995〜2010年の個展は毎年開催、第3回以降は全作品初演による個展。また1997〜2002年の個展は「演奏会形式オペラ」による。1997、1999〜2004年度日本現代音楽協会委員(2003年度以降は理事と改称)。茨城大学名誉教授。