「チビテッラ日記」に続くイタリア企画とは…

世界に開く窓〜古往今来

世界に開く窓〜古往今来

昨年、第27回現音作曲新人賞を受賞した山本哲也です。

早いもので受賞からあっという間に1年経ってしまいました。今年の募集は三重奏なので、編成も作風もバラエティーに富んだ演奏会になるのではないかと期待しています。どのような曲が出てくるのか、また審査員の先生方がどのような判断をなさるのか、一聴衆として非常に楽しみです。

さて、昨年の受賞作であるコントラバスとハープのための《誤謬》は、3月に開催されたイタリア・ミラノの現代音楽祭〈Festival 5 Giornate〉において招待作品として上演され、私も現地に行き、音楽祭に参加してきました。そのレポートは大変遅ればせながら近々現音のウェブサイトで数回に渡って連載させて頂く予定です。

それからもう一つ近況報告と致しまして、今週末30日(日)に大学の芸術祭において個展演奏会を開催します。今年7月に完成したばかりの新校舎を使用しての初めての個展、ぜひ多くの皆さまにお聴きいただきたく思っております。

 

山本哲也個展チラシ

山本哲也個展チラシ

▼山本哲也作曲作品個展
2011年10月30日(日)14:00開演
国立音楽大学新1号館合唱スタジオ
入場無料

【プログラム】
・チャラサックス for Saxophone Quartet (2009)
・スライドホイッスル三重奏曲 (2011)
・NTER-KINESIS for Violin and Piano (2010)
・罪と撥 for Snare Drum solo (2011)
・10.5の小品 for Violin and VIola (2011・初演)
・オーバーチュアークラリネット八重奏のための (2010)
・Silent Bird … Oct.10 for Contralto Clarinet solo (2009)
・Universal Study for Clarinet Sextet (2010)
・Degradations’ Study for Bass Clarinet and Piano (2010)
・Psychedelic Study for Clarinet solo (2011・初演)

詳細はこちらをご覧ください。