2015年度富樫賞受賞の言葉〜見澤ゆかり


見澤ゆかり

三澤福士 この度は富樫賞を受賞できましたこと、大変うれしく思っております。弦楽アンサンブルは私が最も多く書いた編成でありますので、うれしさも一入です。今回受賞できましたのも、全てのリハーサルに参加できない、という大変失礼犯したにも関わらず、素晴らしい演奏をしてくださった甲斐史子様、松岡麻衣子様、般若佳子様、宮坂拡志様。本人はもう完成でいいだろう、と思っているのに、更にアドバイスをしてくださったプロフェッサー・アンドレおよびプロフェッサー・オルブリッシュ。いつまでたっても学生をやめない私をいつも支援してくれる両親。そしていつも私のアイディアの熟成を手伝ってくれる親友のおかげです。この場を借りて感謝を捧げたいと思います。

実は、今回の受賞作である「ジャングルソナタ」にはショートバージョンがありまして、そちらはワイマール、ドレスデン、ライプツィヒ音大合同企画のため、ワイマールに送らなければなりませんでした。しかし、送らなければならない当時ドイツ・ポストがストライキをしてまして、3日では譜面が着かない危険性がありました。たまたま、ワイマールに知り合いがいたので、その方に印刷および提出をしていただいたので、事なきを得ましたが、この度の本選会のための一時帰国においてのフライトでもストライキにあいましたので、本当にストライキに好かれている曲だと感じています。

最後になりますが、ご来場いただき、聞いてくださった皆様、このような機会をもうけてくださる現音様には大変感謝しております。また、日本で曲が演奏されるよう、これからも日々精進していきます。

 

▼第32回現音作曲新人賞審査結果はこちら

左から、甲斐史子(ヴァイオリン)松岡麻衣子(ヴァイオリン)般若佳子(ヴィオラ)宮坂拡志(チェロ)

左から、甲斐史子(ヴァイオリン)松岡麻衣子(ヴァイオリン)般若佳子(ヴィオラ)宮坂拡志(チェロ)