競楽XI本選出場者紹介〜古川玄一郎(打楽器)


furukawa

▼本選演奏曲
福士 則夫/ソロ・パーカッションのためのグラウンド(1976)

 

ソロ・パーカッションのためのグラウンドは1976年打楽器奏者吉原すみれ氏の委嘱により書かれた。

曲は、「5」に象徴される定数と増殖、或いは蚕食される不定数を骨子とし、(木質ー金属質ー皮膜質ー金属質ー木質)の5つの部分から構成されている。楽器のもつ性格が如実に音となり、群れ、帯、或いは点となり、音の粒子達が構成する常に流動性に富んだ音響は、福士氏の室内楽作品の魅力としてずっと保持されている。

演奏することと祈ることは似ていると思います。大切に演奏したいです。

◎プロフィール
洗足学園音楽大学を首席にて卒業。同大学大学院修士課程修了。20世紀以降の音楽を得意分野とし、日本現代音楽協会主催の「現代の音楽展」等で国内外の作品の初演に参加する他、コンテンポラリーダンス、映像、写真、絵画、朗読等とのインスタレーションアートにも積極的に取り組む。劇団四季「異国の丘」、ミュージカル「テイクフライト」(宮本亜門)、舞台「から騒ぎ」(蜷川幸雄)他の打楽器を担当。洗足学園音楽大学講師。

 

▼予選演奏曲
池辺晋一郎/モノヴァランス IV マリンバ等のために(1975)