現音・秋の音楽展の見どころ


 特集 現音・秋の音楽展2014

20141029日本現代音楽協会では、今秋も恒例の〈現音・秋の音楽展〉を開催致します。秋の音楽展は、コンクールと「アンデパンダン展」よりなる一連の演奏会シリーズです。

まずコンクールですが、今年は作曲のコンクールと演奏のコンクールの双方が開かれます。作曲コンクールは、第31回となる現音作曲新人賞です。今回は募集テーマを「ピアノ作品」とし、当協会が連携を結んでおります東京音楽大学の協力のもと、10月23日(木)18時30分より同大学100周年記念ホールにて本選会を行います。審査員は、山内雅弘(長)、金子仁美、中川俊郎の当協会各理事です。本選会では、譜面審査を通過した4名のファイナリストの作品を、東京音楽大学教員でもある3氏のピアニスト、菊地祐介さん、篠田昌伸さん、藤原亜美さんが演奏します。

演奏コンクールの方は、「第11回現代音楽演奏コンクール“競楽XI”」です。今回の競楽では新しい試みが2つあります。1つは、これまで第一次、第二次とあった予選を1回のみの予選にしぼり、地方からの参加者の負担軽減を配慮したことです。もう1つは、審査員を全員、現音会員作曲家としたことです。中川俊郎(長)、北爪道夫、福井とも子、福士則夫、安良岡章夫の当協会各会員が審査にあたります。課題曲はなく、演奏曲は1945年以降の作品を参加者自らが選曲、どんな楽器、声種でも、ソロでもアンサンブルでも(6名まで)参加が可能、ということはこれまで通りです。11月7日(金)、8日(土)の両日にわたって開催される予選を経て、ひと月後の12月7日(日)に本選会を行い、優勝者には第24回朝日現代音楽賞が授けられます。予選、本選とも公開で(入場料無料)、会場はすべて代々木上原のけやきホールです。作曲新人賞本選会、競楽本選会とも、ご来場の方には聴衆賞の投票権があります。当協会の両コンクールは、若手音楽家の登竜門としてすっかり定着しておりますが、今年はどのような新人が現れるか楽しみです。

20141030東京オペラシティ・リサイタルホールにて、10月29日(水)、30日(木)の二夜にわたって開催される「アンデパンダン展」は、現音会員作曲家の室内楽の自由出品展です。各夜9会員の9作品、様々な編成の全18曲が一流の演奏家の方々により一挙に上演されます。日本の新しい音楽創造の“いま”が体感出来る二夜となりましょう。ご期待下さい。

日本現代音楽協会事務局長 佐藤昌弘