レクチャー「対位法の三つの顔」(講師:近藤譲)1月12日国立音楽大学で開催 入場無料!


国立音楽大学「ワークショップ」番外編
日本現代音楽協会「現代の音楽と対位法」サテライト企画
「対位法の三つの顔」

2019年112(土)16:30開場 17:00開演
国立音楽大学 新1号館内 合唱スタジオ

入場無料

※本ワークショップは、2019年3月1日(金)東京オペラシティリサイタルホールで開催される、日本現代音楽協会主催「現代の音楽と対位法〜第35回現音作曲新人賞本選会」の関連企画として開催されるものです。

講師:近藤 譲(作曲/日本現代音楽協会会長)
演奏:井上郷子(ピアノ/国立音楽大学教授)
司会:川島素晴(作曲/国立音楽大学准教授)

演奏曲:近藤 譲《間奏曲》等(2017)

対位法は、言うまでもなく、ポリフォニーと不可分の関係にある作曲技術です。西洋音楽の歴史の中でポリフォニーの端緒を開いた11世紀のオルガヌムから今日まで、その長い歴史の全体を俯瞰してみると、対位法には、三つの顔があることに気付きます。一つは、複数のそれぞれに独立した旋律線を(継時的に並置するのではなく)同時に組み合わせることとしての対位法。二つには、響きに幅や厚みをもたせることとしての対位法そして三つには、聴き方としての対位法です。こうした三つを並べてみると、最初の二つは作曲法、そして最後の一つは知覚のモードであるように思えるかもしれません。しかしこれら三つの顔は、実のところ、対位法を意識して作曲された曲の全てに(曲によって強調点の違いはあるものの)一体となって同時に存在しています。
この講演では、先ず、歴史上の古典的なポリフォニー作品の中に、対位法の三つの顔を確認し、それらの20世紀の音楽への係りを見て、その上で、私自身の作品の例を通じて、今日の音楽における対位法の意味合いを考えます。(近藤 譲)

●お問合わせ:日本現代音楽協会 電話:03-6417-0393