四弦&五弦ヴァイオリンワークショップ開催 講師に百留敬雄 作品公募も

ヴァイオリンワークショップ

四弦&五弦ヴァイオリン・ワークショップ

2013年1020日(日)|洗足学園音楽大学 シルバーマウンテン1F
JR南武線「武蔵溝ノ口」駅、東急田園都市線・大井町線「溝の口」駅南口 下車徒歩8分

 

日本現代音楽協会が、毎年開催している演奏会「世界に開く窓」では、長年にわたって世界各国の作曲家を紹介してきたが、去年からは趣向を変えて、世界で活躍する日本人音楽家を紹介するシリーズを始めている。

第1回目(2013年2月)は、ピアノとエレクトロニクスで、新しい世界を切り開こうとしている、ドイツ在住のピアニスト中村麗を紹介した。第2回目(2014年3月6日)は、ベルリンというタフな街で、柔軟な活動を続けるホルン奏者山内亜希を取り上げることになっている。

そして3人目として登場するのが、ヴァイオリニスト百留敬雄である。百留は19歳よりオランダ、ベルギーで学び、アンサンブル(現在はイクトゥスやシャンダクション等のメンバー)での活動や、ソロ活動を活発に行ってきた。ファーニホウやシャリーノのような、複雑な楽譜も弾きこなす高い演奏技術、マルチフォニックやサブハーモニクス等の確実なコントロール、さらに5弦ヴァイオリン(アコースティック5弦、エレキ5弦)を扱うこと等で注目を集め、まだ20代ながら、ベルギー現代音楽シーンには欠かせない存在となっている。ワークショップでは、こういった彼の得意とする特殊奏法を中心に、実演を交えながらレクチャーが行われる。

中村麗、山内亜希に続く、シリーズ第3回目「百留敬雄ヴァイオリンリサイタル」は、2015年2月頃に行われるが、その折には、百留の為の作品が公募される予定である。今回のワークショップでは、その準備のためのレクチャーとして、自ら作曲もするという彼独自の視点で、いろいろな作品について語ってもらおうと思う。百留の追求する繊細かつシャープな音を、オープンしたばかりの“シルバーマウンテン”で、是非!(日本現代音楽協会 国際部:福井とも子

 

■18:15〜プレトーク日本現代音楽協会との協創の軌跡

佐藤昌弘(日本現代音楽協会事務局長)
松尾祐孝(日本現代音楽協会理事)

 

■18:30〜ミニコンサート協創から誕生した作品例

佐藤昌弘/変幻〜箏と三絃のために(2003)
箏:吉原佐知子(洗足学園音楽大学講師)三絃:野澤徹也(洗足学園音楽大学講師)

松尾祐孝/DISTRACTION IX for Saxophone and Piano
サクソフォーン:大石将紀(洗足学園音楽大学講師)ピアノ:飯野明日香(洗足学園音楽大学講師)

 

■19:00〜四弦&五弦ヴァイオリン・ワークショップ 協創の未来へ・百留敬雄氏を迎えて

ゲスト=ヴァイオリン:百留敬雄

 

【入場料】2,000円 ⇒ 早割1,000円実施中!

10月18日(金)17:00までに下記にお申込の方はチケット代半額!
チケット・公演についてのお問合せ ⇒ 日本現代音楽協会  03-3446-3506  80th(a)jscm.net

 

【チケット・公演内容以外のお問い合わせ】ensou(a)senzoku.ac.jp(演奏部)
【演奏会情報】洗足学園音楽大学コンサートガイド  www.senzoku-concert.jp

【主催】洗足学園音楽大学・大学院
【協力】日本現代音楽協会
【制作】松尾祐孝(作曲家/洗足学園音楽大学教授)

 

※写真・ビデオなどの撮影は固くお断りいたします。
※駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮下さい。
※未就学のお子様のご入場はご遠慮下さい。