新人賞 Finalists
2008/06/27

▼The 25th JSCM Award for Composers

Jury (chief juror: Toshi ICHIYANAGI, Hitomi KANEKO, Ichiro NODAIRA) of "The 25th JSCM Award for Composers" selected 5 works from all 39 works. 39 entries from 4 countries to the competition were received.

*Finalists
Miyuki AKIMOTO/ Catalyst ~ chain (2008) [Cl, Hp, 2Vn]
Aya NAKAMURA/ ripple (2007) [2Cl, Vn, Va, Vc, Cond]
Hokuto NARUMIYA/ Tajuukizoku Ia (2008) [Vn Solo]
Hiroto YACHIMURA/ Julia (2008) [Pf, Hp]
Yumiko YOKOI/ act III for 2 violas (2007-2008) [2Va]



▼第25回現音作曲新人賞

 6月23日(月)午後5時30分より日本現代音楽協会事務局に於いて、一柳慧審査員長、金子仁美・野平一郎審査員による譜面審査が行われました。厳正な審査の結果、4カ国39作の中から「第25回現音作曲新人賞」候補作に、下記の5作を決定しました。

▼入選作(五十音順)
秋元 美由紀《Catalyst〜連鎖》(2008) [Cl, Hp, 2Vn]
中村 絢《水紋》(2007) [2Cl, Vn, Va, Vc, Cond]
成宮 北斗《多重帰属 Ia》(2008) [Vn Solo]
谷地村 博人《Julia》(2008) [Pf, Hp]
横井 佑未子《act III for 2 violas》(2007-2008) [2Va]

音楽づくりワークショップの実践「原稿」公募結果
2008/06/18

■公募・音楽づくりワークショップ実践「原稿」
審査結果


ワークショップ案公募に多数ご応募いただきありがとうございました。
審査結果は下記の通りです。
(五十音順/敬称略)

◎入選(4名)
味府美香:手拍子や体の音で会話しよう
屈 維:声と口唱歌
ベ ミンキョン:韓国のわらべうたを基にした音楽づくり
吉原佐知子:箏で海の音楽づくり〜自分たちのバルカローレをつくろう〜

◎佳作(3名)
乙部はるひ/図形楽譜や手作り楽器をつくって音の世界で遊ぼう
永岡和香子/「歩いてみよう」─日常を新たな観点で「みる」ために、そして「きく」ために
村上理恵(mofa)/mofaといっしょに「音であそぼう!」

表彰式は2008年8月22日の第3回音楽づくりワークショップリーダーの会にて行ないます。
なお、審査の講評、結果についてのお問合せには応じておりません。




■Call for Workshop Plans on Creative Music Activity

We have received a number of responses.
The examination results are as follows.

◎ Winners (four people)
Mika AJIFU, Bae Min Kyoung, Qu Wei, Sachiko YOSHIHARA,

◎ Noteworthy work (three people)
Haruhi OTOBE, Wakako NAGAOKA, Rie MURAKAMI (mofa)

The awards ceremony will be held on the 22 August 2008 during the 3rd Workshop-Leaders Group for Creative Music Activity.
The judge’s word is final.
(No further arguments or discussions will be entertained in this regard.)


新人賞締め切りました!
2008/06/13

▼The 25th JSCM Award for Composers

 The acceptance of "The 25th JSCM Award for Composers" application was ended at 17 o'clock on Japan standard time, June 13, 2008. The finalists will be announced in the end of June on this website.



▼第25回現音作曲新人賞

 本日6月13日(金)17時を持って「第25回現音作曲新人賞」の作品募集を締め切りました。審査結果の発表は6月末ごろ、このブログにて行います。

篠崎史子さん授賞式
2008/05/26

授賞式レポート 第17回朝日現代音楽賞 篠崎史子さん(ハープ)


 昨日5月25日、上野の東京文化会館大会議室において、第17回朝日現代音楽賞の授賞式が行われました。すでに新聞、音楽誌にて報道の通り、ハープ奏者の篠崎史子(あやこ)さんが同賞を受賞されました。篠崎さんは受賞を大変喜ばれ、涙ぐむ一幕も。授賞式に参加した会員作曲家も心から嬉しい、大変あたたかな授賞式となりました。

※篠崎さんのサキの字は、立つサキの字

写真:授賞式の様子 左から、賞状を手渡す坪能克裕新会長、篠崎史子さんのスピーチ、出席者一同。

2008年度企画作品公募中!!
2008/05/19

2008年度の日本現代音楽協会は、作曲家・一柳慧が芸術監督となり「コンセプトの明確化―音楽に実態を」のテーマを打ち出しました。
そのテーマを追求するために、今年度は下記のコンサートにおいて、協会の内外から作品を募集することになりました。テーマについての一柳芸術監督からのメッセージはは「広報部雑記」をご覧下さい。



▼MoVE ヴォーカルアンサンブル演奏会
★作品送付締切:2008年6月30日[月]→要項はこちら

▼唱楽(しょうがく)V〜現代児童合唱の領域
★作品送付締切:2008年8月29日[金]→要項はこちら

▼サクソフォーン・フェスタ
★作品送付締切:2008年8月29日[金]→要項はこちら



作曲コンクールの作品も募集中。賞金は新人賞150,000円、富樫賞100,000円。

▼第25回現音作曲新人賞
★作品応募締切→2008年6月13日[金]→要項はこちら
・審査員:一柳慧(審査員長)、金子仁美、野平一郎
・募集テーマ:「コンセプトの明確化―音楽に実態を」

NHK-FM『現代の音楽』で放送決定!
2008/05/14

3月7日[金]すみだトリフォニーホール小ホールで開催した「世界に開く窓」が、NHK-FM『現代の音楽』で放送されます。国際現代音楽協会(ISCM)主催の音楽祭「世界音楽の日々」その80年の歴史から、日本人入選作6作を取り上げます。

放送は全2回、曲目は下記の通りです。お楽しみに!



▼第1回 ISCM「世界音楽の日々」邦人入選作の歴史1
★5月11日[日]18:00〜18:50

松平頼暁/チューバのためのシミュレーション
 橋本晋哉(チューバ)

坪能克裕/弦楽四重奏曲
 野口千代光・花田和加子(バイオリン) 甲斐史子(ビオラ) 松本卓以(チェロ)

下山一二三/クラリネットとチェロと打楽器とテープのための 風紋VI
 菊地秀夫(クラリネット、バスクラリネット) 長明康郎(チェロ)
 宮本典子(パーカッション) 岩下哲也(音響技術)


▼第2回 ISCM「世界音楽の日々」邦人入選作の歴史2
★5月18日[日]18:00〜18:50

福井とも子/Schlaglicht
 辺見康孝(バイオリン) 中村和枝(ピアノ)

湯浅譲二/チェロとピアノのためのプロジェクション
 富永佐恵子(チェロ) 佐々木京子(ピアノ)

外山道子/やまとうた
 安良岡章夫(指揮) 太田真紀(ソプラノ) 田中隆英・益田 真理(フルート)
 有馬理絵(クラリネット) 塚原里江(ファゴット) 長明康郎(チェロ)



写真左:松平頼曉/チューバのためのシミュレーション
写真中:福井とも子/Schlaglicht
写真右:外山道子/やまとうた

「サックス・レクチャー」レポート
2008/05/07

▼講師・サックス奏者:大石将紀

 春に7年間いたフランスから日本に戻ってきましたが、戻ってきて初めてのコンサートが東京オペラシティ文化財団の「B→C」、そしてその後に今回の「プレ・レクチャー」と、自分がフランスで特に感心をもって聴いてきたものを皆さんに紹介させていただく機会をいただき、とてもありがたく思っています。

 今後の自分の大切なプロジェクトの一つとしてサクソフォンの作品の誕生に深く関わってきたいと思っておりますので、今回のプレ・レクチャーはサクソフォンという楽器に対する自分自身の理解を深めるためにも、とても重要な機会となりました。

 資料を作りながら、これは前から思っていたのですが、日本には日本語でのサクソフォンの現代奏法について書いた本がなく、これだけ素晴らしい作曲家、またレベルの高いサクソフォン奏者がいる国なのに、情報量の足りなさがひょっとして新曲の誕生の妨げになっていないか?という疑問に再度突き当たりました。これを機に自分で細々と資料を作ってみようかと言う気になっています。

 また作曲家の方からの質問を受け、作曲家の方がどういう情報を求めているか、サクソフォンにどういった効果を求めているか、また他の楽器のための奏法でサクソフォンには今までなかったものを新しく発見できたりと、作曲家の方との出会は非常に刺激的なものとなりました。

 会場になった洗足学園大学はサクソフォン専攻生の数だけで全部で150人近くという、今やサクソフォン教育の中心地になっている大学です。今回はその洗足の大学院生にお手伝いしてもらい、洗足学園大学が買ったばかりというコントラバス・サクソフォンも登場、会場の皆さんの熱い注目を浴びていました。私も実際に目にしたのはこれが初めてでした。

 当日お集まりいただいた作曲家のみなさま、洗足学園大学のサクソフォン専攻生のみなさま、また松尾先生、現音の竹田さんにこの場をお借りしてお礼申し上げます。

 当日いらした方、またその他にもなにか質問がありましたら私のウェブサイトを通してご連絡ください。



「広報部雑記」でもサックス・レクチャーのレポート掲載中!! 読者のコメントも受付中です(管理者確認後に表示されます)。



写真左:左足で缶を打ち鳴らしながら熱演する大石将紀さん
写真中:参加作曲家とディスカッションする様子
写真右:日本に3本しか無いと言われるコントラバス・サックス!!!

〈現代の音楽展2008〉レポート〜その6
2008/05/02

第5夜「フュージョン・フェスタ」

▼制作担当:松尾祐孝

 今までは「楽器」に焦点を当ててきたフェスタ・シリーズでしたが、今回は初めて「コンセプト」に焦点を当てた企画でした。当初は難しいかと思われたコンセプトの公募にも、予想を上回る応募が集まり、結果として現役音大生から中堅会員まで実に11人(組)の作品を実現することができました。

 会場は、単なるコンサートホールとしてだけでなく、マルチステージ方式を導入しました。アコースティック作品はホール舞台で、エレクトロニクス作品のプレゼンテーションはエントランスロビーでという風に、聴衆の皆様には、会場を移動してイベントを美術展のように楽しんでいただきました。

 エレクトロニクス会場においては、ローランド社製ヴィジュアル・シンセサイザーによる映像投影、シンセサイザーを活用した音響作品、ヴォイス・シンセサイザーのデモンストレーションコーナーも交えて、先進性と多様性をアピール。

 ホール舞台での上演作品も、「日本舞踊と現代音楽」、「現代音楽チンドンバンドと邦楽器」等々、新鮮かつエキサイティングな作品が並び、時には客席の通路にまでパフォーマンスが繰り出す等、大いに盛り上がりました!

 本公演で特に目立った点は、若い出品者が数多く名乗りを挙げてくれたこと、それに呼応して演奏家も若手が多数参加してくれたこと、そして聴衆にも非常に多くの若者が見られたことです。当協会の今後の運営に向けて有意義な手応えを得る事ができたことは大きな喜びです。


写真左:エントランスでは様々なスタイルの電子音楽作品が。佐藤亜矢子さんは自作自演で楽器も自作。
写真中:チャンチキトルネエドがステージ、客席も飛び出し、ロビーにまで練り歩いてきた様子。
写真右:昨年の現音作曲新人賞受賞者・荒井秀仁さん作品のリハーサル風景(撮影/有限会社Mars A Sol)

〈現代の音楽展2008〉レポート〜その5
2008/04/15

第2夜「響楽II〜若手演奏家&音大生オーケストラによる現代作品ワークショップコンサート」

▼響楽を終えて:指揮・制作:夏田昌和

 企画と指揮を担当した夏田です。響楽に参加して下さった音大学生と卒業生の皆さん、そして若手プロの皆さん、お疲れ様でした。そして企画に賛同してご出品いただいた作曲家の方々、ありがとうございました。

 今回の企画を思いついたのには二つの個人的体験があります。

 一つは数年前から山梨の身延というところで毎年12月に続けている企画で、Ensemble Bois という若手の団体を核として芸大や桐朋、国立の学生、卒業生の混成オケで第九と、近現代作品の組み合わせを演奏するというものです。

 もう一つは留学先のパリ音楽院で当時より試験的に始まっていた、Ensemble Intercontemporain(知っている人は多いでしょうが、ブーレーズが始めた現代音楽の演奏では世界トップクラスの団体です)のメンバーが音楽院の学生オケの中に混じって、共に演奏しながら現代作品の演奏のノウハウを学ばせるというプロジェクトです。

 私は普段より様々なアンサンブルで現代作品を指揮する機会が多いのですが、同時に大学教員として音大の学生とも日々接していて、若い世代の演奏家に現代作品の演奏に興味をもってもらったり、経験を積んでもらうにはどうしたら良いかをよく考えるのです。桐朋など一部の大学を除いて、学生オケでは現代作品は頻繁には取り上げられてはいない状況もあります。そうすると上に挙げた二つの例や、今回の響楽のようにその道のプロと「一緒になって」演奏するのが最良だとかねがね思っておりました。

 ......とまあ、そんなかんなのオフィシャルなもろもろはともかく、私としては何と言っても今回のように若い演奏家と演奏するのが何より楽しくて、うきうきしてしまうんですね。ホント、大学で授業しているのに比べ、共に演奏するのはどれほど楽しいことか! 今回参加してくれたメンバーも、既にいろいろな機会に共演している人もいれば、今回が初めてという人もいましたが、ステージ上では「運命共同体」ですから、知らず知らずのうちに連帯感も生まれ、あっとう間に仲良くなってしまいます。何せ現代曲では最大限協力し合わないと、あっという間に崩壊しますし(笑)。

 実際、今回「若手プロ」枠で参加してくれた人の多くは、これまで様々な修羅場を共にかいくぐって来た言わば「戦友」で、それだけに皆ちょっとのことでは動じないタフな人達なんですよ、ニコニコしているわりには。練習でコンミス甲斐さんが言っていたように、現代ものの演奏は「一回だけ」と思っていてもいつの間にかそうは済まなくなっていたりするものです(それこそ、私や作曲家の思うつぼですが...)。

 現音としても私個人としても是非この企画、数年おきにでも続けて行きたいと考えていますので、その際はまたお力を貸して下さいね。またご一緒に「危ない橋」渡りましょう。

 最後に、考えられないような拘束時間と労働条件を耐え忍んでご協力いただいた若手プロの皆様、本当にありがとうございました。


写真左:舞台リハーサルの様子
写真中:水野みか子作品を指揮する夏田昌和理事
写真右:終演後舞台上で挨拶する作曲家一同

4月13日(土)サックス・レクチャー開催!
2008/04/08

パリ帰国第一弾公演「B→Cバッハからコンテンポラリーへ」で注目を集めたサクソフォニスト・大石将紀さんと現音のタイアップで、サックス・レクチャーを開催します!

ただ今現音では〈現代の音楽展2009〉「サクソフォーン・フェスタ」 で上演する作品を募集中です(要項はこちら)。応募をお考えの方は勿論、サックス作品や演奏に興味をお持ちの方にも情報満載のレクチャーです!


▼大石将紀サックス・レクチャー
2008年4月13日(日)13:00開演
洗足学園音楽大学「アンサンブル・シティ1」
※アンサンブル・シティ1についてはこちら

★レクチャー内容予定
ソプラニーノからコントラバスまで(!!!)の音域や個性の説明
基本的な運指、微分音程や重音の運指
基本的な奏法、現代的奏法
各種楽器の特性を発揮した作品や前衛的作品のデモ演奏

講師:大石将紀
司会:松尾祐孝

入場無料
主催:日本現代音楽協会(国際現代音楽協会日本支部)
協力:日本サクソフォーン協会/洗足学園音楽大学

▼お問合せ/ご予約:日本現代音楽協会事務局
TEL: 03-3446-3506


写真左:サクソフォニストの大石将紀さん
写真右:レクチャーチラシ

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