作曲家がつくる秋と春の音楽会シリーズ2

現代の音楽展2006
“声の復権”
芸術監督:林光


お客さまよりのご意見

〈現代の音楽展2006〉では、全企画を通じてアンケートを実施しました。
お客さまより頂いたアンケートの中からいくつかを下記に紹介致します。


31日[水]→313日[月] 全6企画37曲
●3月1日[水]世界に開く窓〜ISCM“世界音楽の日々”を中心に〜東ヨーロッパから アンケート曲目
●3月2日[木]室内楽展II〜声楽アンサンブル アンケート曲目
●3月5日[日]現代合唱の領域〜合唱ワークショップ・コンサート アンケート曲目
●3月10日[金]オペラ・プロジェクト I アンケート曲目
●3月12日[日]尺八フェスタ アンケート曲目
●3月13日[月]オーケストラの夕べ〜コンサート&ワークショップ アンケート曲目


●3月1日 世界に開く窓〜ISCM“世界音楽の日々”を中心に〜東ヨーロッパから曲目表示

A.シュニトケ《弦楽四重奏曲3番》は視覚的にも楽しめた。好演。篠原眞《テノール・リコーダーと二十絃のための「フラグメンテ・ドゥオ」》、藤井喬梓《「夢の浮き橋」〜ギター独奏のための》、V.グロヴォカール《安全性の彼岸》、M.ケレメン《Dessins Conmmentes》の新しい奏法は現音ならではのプログラムで期待を裏切らなかった。佐藤まどかさんの演奏する2作品に強く引きこまれた。(70代男性/無職)

V.グロヴォカール《安全性の彼岸》はタイトルからして変わっているが、歌といえるのか、というような曲でびっくりした。どんな楽譜なのか、どうやって練習するのか不思議。現代音楽のコンサートが初めてだったので、全て新鮮だった。楽器なども様々で、現代音楽っていろいろあるんだな(何でもアリだな)と思いました。曲順(構成)もよかったと思います。作曲家ご自身がまだ生きてらっしゃるのがほとんどでしょうから、演奏の前か後に、作曲家のコメントか解説などが聞けるとおもしろいし、また聴きに来たくなるなると思います。(30代女性/会社員)

M.ケレメン《Dessins Conmmentes》の中村和枝さんのピアノがとても良かったと思います。A.シュニトケ《弦楽四重奏曲3番》の調性があるような部分の音程が合っていないのが気になったので、もっと丁寧に合わせをやってほしかったです。新作をどんどん発表してほしい。国外の新人作曲家をたくさん紹介してほしい。(20代女性/音楽学専攻)

M.ケレメン《Dessins Conmmentes》が印象に残った。コンサート全体は十分刺激的だった。プログラム冊子はもう少し安いもので可。(60代男性/無職)

演奏家も皆素晴らしかったですが、異次元の音楽を聴いた様で、良さは生の演奏でないと判らないと思います(70代/無職)

太田真紀さんが歌ったV.グロヴォカール《安全性の彼岸》が印象に残った。うしろの席で大爆笑しました。もしかして笑うところじゃない? まさかあんなオチだとは…。コンサートは素人でも楽しめました。素人なのでもっと曲の解説をくわしくしてほしかった。音楽と視覚のコラボレーションなんてどうですか? (20代女性/Gデザイナー)

●3月2日 室内楽展II曲目表示

●3月5日 現代合唱の領域〜合唱ワークショップ・コンサート曲目表示

森垣桂一《源氏物語より「夕顔」(詩:鈴木比呂志)》や新しい合唱団の演奏が印象に残った。三枝木宏行《Canticum III "La Cantate Taoiste"》で小道具を使用していたのは曲をひきしめるのでいいですね。プログラム構成も良かったです。今回の演奏会は演奏者に聞いたのですが、もっとこういう協会があるということを宣伝してほしいです。

小鍛冶邦隆《混声合唱のための〈マドリガル I ---或いは愛の寓意〉(詩:銀色夏生)》が一番印象に残り、面白かった。

●3月10日 オペラ・プロジェクト I 曲目表示

東京文化会館友の会で公演を知りました。企画構成が大変良かったと思いました。(40代男性/会社員)

なかなか見られないオペラの演出がよかった。(女性)

オペラは初めてで、両作とも良かった。声は楽器と同じですね。現代オペラは楽器にしろ歌にしろ、日本の古典に近付ける事ですか? 現代音楽というと難解なものが多く感じます。もっとメロディを大切にしたものはないのですか?(匿名)

普通のオペラを見慣れている私が旧い人間だと思うが、舞台の上で熱演されているものが何を私に訴えようとしているのか判らなかった。舞台芸術というのは観ている人に何らかの感動を与えるべきだと思う。(60代男性/無職)

斬新な企画でおもしろかった。今後も小ホールならではの、会場一体となるオペラ企画を望みます。(30代女性/会社員)

現代オペラを初めて見たが、奇抜な構成でいい体験をさせてもらいました。(50代男性/会社員)

近藤春恵《オペラ「居酒屋お伽噺」》はファンタジックな作品ですばらしかった。又このような実験的な作品に出会いたい。(70代男性/学校法人理事)

くりもとようこ《発声と様式のモード---新しいオペラへの試み---》は特に新しさが感じられなかった(芝居でよく見る)。近藤春恵《オペラ「居酒屋お伽噺」》は元々古くさい分、安心して聴けた。プログラム冊子は「現代音楽」といいながら権威思考で時代遅れを感じる。長々と書き連ねたプロフィールを読む人なんてどれだけいるのだろう? 今日この日の作品、演奏で語るべきなのではないか?(40代/会社員)

くりもとようこ《発声と様式のモード---新しいオペラへの試み---》が面白かった。オペラの専門的なことはわかりませんが、近藤春恵《オペラ「居酒屋お伽噺」》は語りという形のせいなのか、めりはりがないような気がして舞台としておもしろみを感じませんでした。雪の演出は奇麗でした。オペラ(声)というよりアンサンブル(楽器)の印象が強かったです。


▼3月9日(木)オペラ・プロジェクト I 公開リハーサル

くりもとようこ《発声と様式のモード---新しいオペラへの試み---》
言語の響き、発声の違いによる響きが良かった。(女性)
音楽展のタイトル「声の復権」、人間の声はもっと美しい表現に使われるのを私は期待しています。(女性)
現代的な手法がうまく作品の中で消化されていて興味深かった。(男性/高校教師)
むずかしい事はわからないが、歌というより声の様々な試みがおもしろかった。(女性)
意味不明の音声だけのソプラノとアルトの掛け合いが小気味よかった。現代オペラって奇妙なものだと思った。もっと現代オペラをのぞいてみたい。(男性)
限定されない言葉と声による手と身体のうごきが喚起するイメージの新しい可能性をみた。(女性)
素朴におもしろいと感じた箇所がいくつかありました。低い姿勢で悲しみを叫ぶシーン。対照的に天使のような声への移行。イタリア語での狂言的な動きもおもしろい。会話をしているシーンはもっと乗って思い切りやって頂かないとこちらが照れます。真剣に弾けて下さい。(男性/札幌室内歌劇場)
白石さんの美しいベルカントと栗本さんの特色ある発声など、色々な対比があり楽しめました。(男性)
作曲者自らが出演していたので驚いた。ユーモアもシリアスもあって、観ている間ずっとどきどきだった。首にかけた布をとる時のポルタメントが印象に残った。(学生)
日本の伝統芸能とのマッチング(猿楽的なとざい東西をイタリア語でやるとか、能をイタリア語でやってどう見えるか)とか、2人がバラバラな事をしていてもこの舞台では統一感があれば意外と並び立ってしまうものだなと思わせてくれました。(女性/歌手)

近藤春恵《オペラ「居酒屋お伽噺」》
ミニオペラとしてこじんまりとまとまって面白いと思いました。(女性)
室内オーケストラがすばらしい響きで、歌手の声とうまくミックスさてれいました。(男性)
新鮮な音色、音使いで、想像の世界が感じられ大変感動致しました。(女性)
幻想的なお伽噺が三月にぴったりだった。曲は1回通して聴いた時は舞台を見ているだけど精一杯だったが、オケだけで何回か聴くと良くなってました。(女性)
歌手も演奏もとてもよかったけれど、最後のところで話の筋がよく聞き取れなかった。指揮者が舞台の前面にいて見辛かった。(男性)
オーケストラも歌手も上品でした。もう少し幻想的な緊張感が、語り、照明、舞台空間に出るとなおおもしろかったと思います。(男性/札幌室内歌劇場)
オペラらしいオペラでとても共感出来ました。歌手、オケ共に高いレベルの出来でしたが、時にオケが大きく、声を消している場面があったように思います。(男性)
全てとても自然な流れで進んでいったので、作品の中に入り込んでいたようでした。チェロと、女びなが陰で歌い、舞台は雪の照明のみという所が印象に残りました。(学生)
照明がすごく奇麗で良かったです。女びなの登場はもう少し“人ならぬ歩き方”の方が私は好みです。歌も聴きやすく、全体によくまとまっている感じで良かったです。フルートのフラッターがすごかった!(女性/歌手)

●3月12日 尺八フェスタ曲目表示

田丸彩和子《尺八と二十弦箏のための 月の彼方へ I 》、二宮毅《松風〜3本の尺八による》、松尾祐孝《ディストラクションV〜尺八と二十絃の為に》が印象に残った。(60代男性/無職)

佐藤昌弘《天の夜曲》、秋田吉則《鳳輦〜尺八二重奏のための》が印象に残ったが、コンピュータを用いた3曲は良くなかった。一番可能性を秘めていそうなのに、尺八に対するイメージが貧困で、一番後ろ向きに聴こえたのは残念。(匿名)

横田直行《独奏尺八のための韻雅譜》が印象に残った。司会があって、より詳しいお話を聞けて良かった。プログラム冊子に細かい楽器編成を書いてほしい。作曲家によるワークショップも開催してほしい。(学生)

シンプルな曲からコンピュータとのセッションまであるプログラムは、思いがけない音の広がりがあって楽しい。坪能克裕《絆の章〜篠笛と尺八のために》、二宮玲子《女声、三本の尺八、二面の箏、十七絃による 実朝幻影》、田丸彩和子《尺八と二十弦箏のための 月の彼方へ I 》、松尾祐孝《ディストラクションV〜尺八と二十絃の為に》が印象に残った。(匿名)

尺八、箏の表現の多彩さに驚きました。自由で創意あふれる作品が多く、刺激的でした。プログラム冊子は、日本現代音楽協会や〈現代の音楽展〉について簡潔に紹介するページが欲しい。既知の人向けに作られた冊子なのかもしれないが、PR的に損をしているように感じます。(30代男性/会社員)

蒲池愛《Turnstiles for Shakuhachi solo and Computer》は超現代手法に尺八がぴったりはまって伸び伸び良さが生かされていた。村上礼子《尺八と二十絃箏のための二つの小品》は詩的で優しく女性らしい曲でした。演奏者がすばらしかった。作曲者の方々も素晴らしい演奏で、より曲の良さが引き出されたのではないでしょうか。(50代女性/主婦)

●3月13日 オーケストラの夕べ〜コンサート&ワークショップ曲目表示

松永通温《内的観光》が印象に残った。日本現代音楽協会の公演を初めて聴かせてもらったが、クラシックに慣れた耳には新鮮に感じた。(匿名)

久行敏彦《Breaths IV〜for orchestra〜》が印象に残った。現代音楽はいつも新曲のため聴きなれないので、今夜のように4曲は苦痛ですが、武満徹のように将来評価されることもあるでしょうし、100年絶てばクラシックと言われるようになるでしょう。どの曲が、作曲者が残るか楽しみです。(60代)

安良岡章夫《レイディアント・ポイント II 》の安江佐和子さんのパーカッションの演奏が圧倒的であった。素晴らしい演奏でした。現代音楽の良い作品に接することができて良かった。今後も期待してます。あらゆる意味で新しい実験的で勇気のある作品を紹介して下さい。(50代男性/舞台照明家)

久行敏彦《Breaths IV〜for orchestra〜》での桐朋学園オーケストラの演奏が良かった。曲は私には難解、聴いてもう少し快感、感動を得られるものであれば…。「不協和音禁止」「メロディ重視」の現代音楽を聴いてみたいと思います。(50代男性/無職)

演奏がもっと積極的だったら良かったと思います。プログラム冊子はもっとシンプルでも良い気がします。冊子が大きくなったのは良いと思う。ワークショップが増えたことも良いと思います。これからも続けて下さい。(20代女性/学生)

南聡《歓ばしき知識の花園 作品15》が印象に残った。現代音楽というものをはじめて聴いたが“間”“リズム”“強弱”、まさに抽象がを見るようで色鮮やか、楽しい一時をもった。日本伝統の楽器とのコラボレーション(60代男性/画家)

国が助成するような曲か? 日本の演奏家のレベルは高いのに、こんなのしか書かないようでは創作の方は駄目になるよ。気分悪くなるようなのは音楽と言えるのか? プログラム冊子は曲の割には金がかかりすぎでは? もっと永く残るような曲に助成した方が良いよね。(50代男性/会社員)

迫力では久行敏彦《Breaths IV〜for orchestra〜》、構成では南聡《歓ばしき知識の花園 作品15》、迫力と弦楽器の妙で安良岡章夫《レイディアント・ポイント II 》、静と動と対比では松永通温《内的観光》。現代音楽はクラシックと違い曲の動機などは曲解なしでは自己流に解釈し納得していますが(自己満足とは思いますが)作曲家の意図を今一歩踏み込んだ解説があればベターだと思います。どんどん新しい挑戦と企画を創造し後年に評価される作品を残してほしい。(70代男性/無職)

安良岡章夫《レイディアント・ポイント II 》の力強い打楽器がとても良かった、日本現代音楽協会のオーケストラ公演も、すみだトリフォニーホールでの演奏も初めてでしたが、現代音楽について勉強できる良い機会になりました。現代音楽は初めてで、音楽初心者としては少々難しかったです。解説や聴きどころなど、実際に話しをして頂けるとより理解が深まったと思います。(20代女性/会社員)



▼3月11日(土)オーケストラの夕べ ワークショップ

作曲者のレクチャーがあったので、本公演は初めて聴くよりもある程度理解して楽しんで聴けるだろうと思う。できれば楽譜が用意されていればもっと色々と理解できたかもしれないと思います。(女性/作曲家)

※アンケートの掲載は日本現代音楽協会広報部が行いました。

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〈現代の音楽展2006〉の情報を掲載した無料情報誌『gendai-ongaku』を配布中!


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テーマ「声の復権」について
作曲家のみならず、演奏家、聴衆も充実感を覚える開かれた作品を

2005年度芸術監督:林光

こんにち、声=歌と「現代音楽」とはあまりに疎遠な関係になっているように思われる。むろん、そうでない作曲家が少なからず存在することは、まことにそのとおりであるのだが、それで安心してもいられない。
私が夢見るのは、声がもっともっと瑞々しく、華やいで、現代音楽シーンと切り結んでくれることである。そのために、今回、私にゆだねられた企画のすべてに「声」を必須の素材と条件づけた。
いまさら言うまでもないことだが、私は作曲の半ば以上は「声」とのコラボレーションである。けれどもそれらをモデルに「声の復権」を呼びかけるものでは無い。
想像を絶する新しい声の音楽の世界が切りひらかれるのを、心から望んでいる。


世界を見よう、世界を語ろう。

世界に開く窓
ISCM“世界音楽の日々”を中心に〜東ヨーロッパから

3月1日(水)18:30開場/19:00開演
■東京オペラシティリサイタルホール(京王新線初台駅直結)
■学生2,000円/一般4,000円(全自由席)

現代音楽のひとつの潮流を担った東ヨーロッパから巨匠ともいうべきシュニトケ、ルトスワフスキらの1980年代の重要なレパートリーとともに、「世界に開く窓」(3/1)では、世界とリアルタイムでつながる現音だからこそ可能な“世界の中の日本”をアピールします。この日、声の問題作とも言えるグロボカールの作品にも驚愕と感嘆の声が寄せられることでしょう。

藤井喬梓/夢の浮橋〜ギター独奏のための(2002)
 佐藤紀雄(ギター)

ミルコ・ケレメン(クロアチア)/Dessins Commentees
 中村和枝(ピアノ)

ヴィトルド・ルトスワフスキ(ポーランド)/ヴァイオリンとピアノのためのパルティータ(1984)
 佐藤まどか(ヴァイオリン) 中尾純(ピアノ)

篠原 眞/テノール・リコーダーと二十絃のためのFragment Duo(1998)
 イェレミアス・シュヴァルツァー(リコーダー) 後藤真起子(二十絃)

ヴィンコ・グロボカール(旧ユーゴスラビア/フランス生)/Jenseits der Sicherheit(1977/1981)
 太田真紀(ソプラノ)

アルフレッド・シュニトケ(ロシア)/弦楽四重奏曲3番(1983)
 佐藤まどか・花田和加子(ヴァイオリン) 木佐貫美保(ヴィオラ) 多井智紀(チェロ)

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声と楽器が繰り広げる鮮烈な世界

室内楽展II〜声楽アンサンブル
3月2日(木)18:30開場/19:00開演
■東京オペラシティリサイタルホール(京王新線初台駅直結)
■全自由席4,000円

現代音楽のひとつの潮流を担った東ヨーロッパから巨匠ともいうべきシュニトケ、ルトスワフスキらの1980年代の重要なレパートリーとともに、「世界に開く窓」(3/1)では、世界とリアルタイムでつながる現音だからこそ可能な“世界の中の日本”をアピールします。この日、声の問題作とも言えるグロボカールの作品にも驚愕と感嘆の声が寄せられることでしょう。

北爪やよひ/おとのはうた〜ギターと4人の声のために(2005/初演)
 佐々木理江(メゾソプラノ) 三橋千鶴(アルト) 小宮一浩(テノール) 多田康芳(バリトン) 金庸太(ギター)

露木正登/水原紫苑の歌による幻影〜ソプラノとヴァイオリンのための(2005/初演)
 田島茂代(ソプラノ) 相川麻里子(ヴァイオリン)

宮崎 滋/6奏者のための響映(2002)
 薗田真木子(ソプラノ) 愛甲久美(メゾソプラノ) 太田直樹(バリトン)
 甲斐史子(ヴィオラ) 寺井創(チェロ) 那須野直裕(コントラバス) 宮崎滋(指揮)

タズル・イザン・タジュディン(マレーシア/第21回現音作曲新人賞受賞者)/
  ガメルバティ?メディアシ・ウキランIV(2005/初演)
 田島茂代(ソプラノ/ウッドブロック/ゴング) 木ノ脇道元(フルート/ピッコロ)甲斐史子(ヴィオラ)
 寺井創(チェロ) 小鍛冶邦隆(指揮)

門脇 治/霧笛(2005/初演)
 小宮一浩(テノール) 多田康芳(バリトン) 堀野浩史(バス) 木ノ脇道元(フルート/アルトフルート)
 本田英輝(オーボエ/イングリッシュホルン) 菊地秀夫(クラリネット/バスクラリネット)
 高林美樹(ファゴット) 那須野直裕(コントラバス) 小鍛冶邦隆(指揮)

倉内直子/光の帯─3つの声と6楽器のための(2005/初演)
 丹藤麻砂美(ソプラノ) 紙谷弘子(メゾソプラノ) 大橋正明(テノール) 木ノ脇道元(フルート/ピッコロ)
 本田英輝(オーボエ/イングリッシュホルン) 菊地秀夫(クラリネット/バスクラリネット)
 相川麻里子(ヴァイオリン) 寺井創(チェロ) 那須野直裕(コントラバス) 小鍛冶邦隆(指揮)

【演奏】東京室内歌劇場メンバー 東京現代音楽アンサンブルCOmeT

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林光+田中信昭がワークショップから創り上げる合唱の醍醐味

現代合唱の領域〜合唱ワークショップ・コンサート
3月5日(日)17:30開場/18:00開演
■津田ホール(JR千駄ヶ谷駅前)
■全自由席3,000円
■後援:日本合唱指揮者協会

現代合唱音楽の第一人者・田中信昭氏の今日までの業績は、多くの新しい作品と演奏者、聴衆を結びつけてきたことからも明らかです。「現代合唱の領域」(3/5)のステージには気鋭の5つの合唱団が渾身の声の奔流をホール全体に響かせます。合唱界ではこれまでも作曲家への新作委嘱などに積極的な動きがありましたが、今回は合唱団のメンバーが作曲家と同じ土俵にあがり、ともに声の可能性を極めてゆきます。(ワークショップ2/19、2/26)

村雲あや子/Mother Earth / All Living Things(詩:高橋巌夫/英訳:森麗子)(2002/2005/改訂初演)
 合唱団エトワーユ 駒沢大学合唱団 秋島光一(指揮) 石橋綾・斎木ユリ(ピアノ)

近藤春恵/空に小鳥がいなくなった日(詩:谷川俊太郎) / 金色の娘(詩:ガルシア・ロルカ/訳長谷川四郎)(2005/初演)
 横浜室内アンサンブル 徳永祐一(指揮)

森垣桂一/源氏物語より「夕顔」(詩:鈴木比呂志)(2005/初演)
 千葉ユンゲルハーモニー 山田茂(指揮) 馬場添律子(ピアノ)

三枝木宏行/Canticum III "La Cantate Taoiste"(詩:老子・荘子・李白)(2005/初演)
 新しい合唱団 田中信昭(指揮) 中嶋香(ピアノ)

小鍛冶邦隆/混声合唱のための〈マドリガル I ---或いは愛の寓意〉(詩:銀色夏生)(1991/2005/改訂初演)
 新しい合唱団 田中信昭(指揮) 中嶋香(ピアノ)


作曲家と合唱団のリハーサルを公開します(無料)
2月19日(日)13:30開場/14:00開演 東京交響楽団クラシック・スペース★100(大久保)
近藤春恵作品 森垣桂一作品 【ワークショップ指導】林光

2月26日(日)13:30開場/14:00開演 東京交響楽団クラシック・スペース★100(大久保)
小鍛冶邦隆作品 三枝木宏行作品 村雲あや子作品 【ワークショップ指導】林光

※お申込は前日までにメールで【
1.お名前 2.所属 3.ご連絡先】をお伝え下さい。詳細をお知らせします。()

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20世紀を超えるオペラへの新たな挑戦

オペラ・プロジェクト I
3月10日(金)18:30開場/19:00開演
東京文化会館小ホール(上野)
全自由席4,000円
■制作:東京室内歌劇場、ストーリー・レーン、青木音楽事務所、日本現代音楽協会

声と舞台様式の実験が、表現のぎりぎりのところまで徹底的に繰り返された、“オペラのイメージを超えるオペラ”にもご期待頂きたいところ。「オペラ・プロジェクトI」(3/10、公開リハーサル3/9)は舞台や照明、衣装にも劇場やオペラ座にはない工夫と試みが繰り広げられます。オペラの現代作品上演にも定評ある東京室内歌劇場と作曲家とが向き合うドラマが、この日、オペラの創造の未来を予感させるはず。

くりもとようこ/発声と様式のモード---新しいオペラへの試み---(2001)
 【作曲・台本】くりもとようこ 【演出】松本重孝 【舞台監督】菅原多敢弘 【照明】成瀬一裕
 【出演】半田美和子(ソプラノ) 栗本洋子(ソプラノ)
 【演奏】東京現代音楽アンサンブルCOmeT
     菊地秀夫(クラリネット) 高林美樹(ファゴット) 黒田亜樹(ピアノ)

近藤春恵/居酒屋お伽噺(2005/初演)
 【作曲】近藤春恵 【台本】峠兵太 【指揮】小鍛冶邦隆 【演出】松本重孝 【舞台監督】菅原多敢弘 【照明】成瀬一裕
 【出演】太田直樹(男/語り手/バリトン) 愛甲久美(女びな/メゾソプラノ) 竹澤嘉明(居酒屋のあるじ/男優)
 【演奏】東京現代音楽アンサンブルCOmeT
     木ノ脇道元(フルート) 菊地秀夫(クラリネット)高林美樹(ファゴット) 竹内修(ホルン)
     神田佳子(ヴィブラフォン) 黒田亜樹(ピアノ) 篠田恵里(ハープ) 野口千代光(ヴァイオリン)
     甲斐史子(ヴィオラ) 寺井創(チェロ) 那須野直裕(コントラバス)


リハーサルを公開します(無料)
3月9日(木)17:00 東京文化会館小ホール(JR上野駅公園口前)
くりもとようこ作品、近藤春恵作品

※お申込は前日までにメールで【
1.お名前 2.所属 3.ご連絡先】をお伝え下さい。詳細をお知らせします。

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尺八を囲む多様なサウンド 全14曲上演

尺八フェスタ
3月12日(日)15:30開場/16:00開演
■横浜みなとみらいホール小ホール(みなとみらい)
 ■全自由席3,000円

■後援:特定非営利活動法人日本音楽集団
■協力:山本邦山尺八合奏団
洗足学園音楽大学/現代邦楽研究所

尺八の音に新しい風を予感する「尺八フェスタ」(3/12)。現音では昨秋にも「尺八を中心とした音楽づくり」を展開し、地味ながら訴求力ある尺八ワールドに聴衆を魅了してきました。この企画に全面的な共感を寄せる尺八奏者・三橋貴風氏が、自ら尺八のフィールド開拓に注いだ情熱を携え、信頼する仲間とともに作曲界へ斬り込みます。演奏者と作曲家の真剣勝負による共同作業が、新しい尺八のエネルギーを表出させ、邦楽ファンならずともその魅力に気づかされる一夜となるでしょう。

▼第1部
村上玲子/尺八と二十絃箏のためのふたつの小品(2005/初演)
 水川寿也(尺八) 田村法子(二十絃)

坪能克裕/《絆の章》篠笛と尺八のために(2003/初演)
 竹井誠(尺八) 望月翔太(篠笛)

松岡貴史/春の宵は・・・(2004/日本初演)
 米澤浩(尺八) 熊沢栄利子(二十絃)

横田直行/独奏尺八のための《韻雅譜》(2005/初演)
 水川寿也(尺八)

秋田吉則/鳳輦〜尺八二重奏のための(2005/2005/改訂初演)
 米澤浩・竹井誠(尺八)

佐藤昌弘/天の夜曲(2005/初演)
 三橋貴風(尺八) 吉村七重(二十絃)

▼第2部
蒲池 愛/Turnstiles for Shakuhachi solo and Computer(2005/初演)
 阪口夕山(尺八) nagie(コンピュータ)

三枝木宏行/《不可視の箜篌》第1番---李賀による即興(2005/初演)
 山本真山(尺八) 洗足学園音楽大学音楽・音響デザインコース(コンピュータ)

水野みか子/白い橋の上で(2004)
 野村峰山(尺八) 岡野憲右(音響調整)

▼第3部
10
二宮玲子/女声、三本の尺八、二面の箏、十七絃による 実朝幻影(2006/初演)
 手嶋眞佐子(メゾソプラノ) 青木彰時・山口賢治・神 令(尺八)
 福永千恵子・吉原佐知子(箏) 染谷京子(十七絃)

11
二宮 毅/松風〜3本の尺八による(2005/初演)
 三橋貴風・川村泰山・野村峰山(尺八)

12
田丸彩和子/尺八と二十絃箏のための 月の彼方へ I(2005/初演)
 川村泰山(尺八) 三宅礼子(二十絃)

13
松尾祐孝/DISTRACTION V(1998,2005/日本初演)
 三橋貴風(尺八) 吉村七重(二十絃)

14
廣瀬量平(三橋貴風編曲)/ブルートレイン(1979)
 尺八 I 野村峰山・竹井誠 尺八II 川村泰山・米澤浩
 尺八III 三橋貴風・阪口夕山 尺八IV 添川浩史・水川寿也

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十束尚宏と若き桐朋学園オーケストラの熱演! 4新作に挑む!!

オーケストラの夕べ〜コンサート&ワークショップ
3月13日(月)18:30開場/19:00開演
■すみだトリフォニーホール大ホール(錦糸町)
■全自由席3,000円

「オーケストラの夕べ」(3/13)で体現されるのは音楽の“現在進行形”。若き桐朋学園オーケストラの熱演を聞くことができる絶好の機会です。現代作品への取り組みは、日々表現力の鋭さを増して作曲家へと挑戦してくることでしょう。作品にとっては十分に練り上げられる時間をもち、そのプロセスも公開される(3/11)ため、音楽が生まれる緊張感を作曲家と共有できる“現在進行形”を体感してください。

久行敏彦/《Breaths IV》〜for orchestra〜(2005/初演)
南 聡/《歓ばしき知識の花園》op.15(1988-2004/初演)
 木ノ脇道元(フルート) ROSCO(甲斐史子/ヴァイオリン、大須賀かおり/ピアノ) 金庸太(ギター)
安良岡章夫/レイディアント・ポイントII(2001/2005/独奏打楽器版初演)
 安江佐和子(打楽器)
松永通温/内的観光(2005/初演)

十束尚宏・指揮 桐朋学園オーケストラ


作曲家とオーケストラのワークショップを公開します(無料)
3月11日(土)17:00〜21:00 桐朋学園大学内402号室(京王線仙川駅徒歩5分)
久行敏彦作品、南聡作品、安良岡章夫作品、松永通温作品

※お申込は3月3日(金までに)メールで【
1.お名前 2.所属 3.ご連絡先】をお伝え下さい。詳細をお知らせします。

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全公演主催・問合せ:日本現代音楽協会 Tel: 03-3446-3506
チケットの申込はメールでも承っております。
E-mail: gen-on@jscm.net


チケットお申込の方は-----

下記の内容をメールFAX(03-34463507電話(03-3446-3506でお知らせ下さい。振込先をお知らせし、入金の確認がとれましたらチケットをお送りします(普通郵便での発送は送料無料、書留希望の場合は別途料金がかかりますので事前にお伝え下さい)。

1.ご希望の公演日:
2.ご希望の枚数:
3.ご希望の席種(一般/学生):
4.お名前:
5.チケット送付先住所:
6.チケット送付先電話番号:
7.チケット送付形態(普通郵便/書留):

※就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮下さい。
※不可抗力により表記日時の興行を中止する場合以外は他の日時、別種のチケットと交換または払い戻し等は致しません。




作曲家がつくる秋と春の音楽会シリーズ1

現音・秋の音楽展2005
“声の復権”
芸術監督:林光

93日[土]→1024日[月] 全6企画

お客さまよりのご意見

〈現音・秋の音楽展2005〉では、全企画を通じてアンケートを実施しました。
お客さまより頂いたアンケートの中からいくつかを下記に紹介致します。

●9月3日(土)尺八を中心とした音楽づくりと演奏のワークショップショップ・コンサート アンケート曲目
●10月10日(月/祝)器楽アトリエII アンケート曲目
●10月15日(土)日本の室内楽〜演奏家と作曲家の出会うところ アンケート曲目
●10月19日(水)第22回現音作曲新人賞本選会 アンケート曲目
●10月23日(日)〜24日(月)アンデパンダン展第一夜・第二夜 アンケート曲目


●9月3日 尺八を中心とした音楽づくりと演奏のワークショップ・コンサート曲目表示

諸井誠さんの《竹籟五章》の音の無駄の無さが良かった。コンサート全体としては、コントラストが悪いのでは。今後の企画には、将来の音のあり様、音の多様化を望みます。(50代男性/会社員)

創作発表がなかなか面白かった。流れが気持ちよかったと思う。尺八の響きがこんなに心地よいとは再発見でした。(50代女性)

松尾祐孝さんの《富士三景今様》作曲者の富士への思いを考えながら聴いた。創作音楽は楽しかった。努力の結晶だと思う。(主婦)

●10月10日 器楽アトリエII曲目表示

森田泰之進さんの《四角い風へのオード》が印象に残った。投影されたスコアが小さくてほとんど見えなかったけれど、このような公開ゲネプロはとても面白いので今後も続けて下さい。公開ゲネプロがあったのでコンサートも楽しめた。特殊奏法についてや特徴的な楽譜などほんの一部でも冊子に載っていると、曲が聴きやすいと思う。単に聴いただけでは良い曲と思える曲が、現代音楽には少ないので、今回のように作曲した理由がしっかりとわかるようなコンサートを企画して下さい。(30代男性/公務員)

どの曲も規制の制度、様式、あえていえばArt worldの枠の中にとらわれていると感じた。(20代男性/学生)

●10月15日 野口龍と朝日現代音楽賞受賞者による 日本の室内楽〜演奏家と作曲家の出会うところ曲目表示

堀悦子さんの《光の舞》が印象に残った。大物の演奏家の演奏を聴けて良かった。
生き生きとしていて好ましい。(70代男性/無職)

八村義夫さんの《星辰譜》、小倉朗さん《フリュート、ヴァイオリン、ピアノのためのコンポジション》が印象に残った。現代音楽というと入りにくい感じがしたが、今回の演目はいろいろと考えられていて楽しかった。近いものになったようだ。現代音楽といえども型にはまってしまう危険がある。より自由にやってほしい。他のジャンルの音楽とのコラボレーションなどはどうか。「古典」の続きの「現代音楽」にならぬように。(50代男性/会社員)

●10月19日 第22回現音作曲新人賞本選会曲目表示

大村久美子さんの《浄められた息》が印象に残った。上演作品、演奏ともに、とても良かった。(20代男性/学生)

日本現代音楽協会主催公演ははじめてだったが、上演作品、演奏ともに良かった。シャピロ瑞絵さんの《般若心経》、山根明希子さんの《Transcend》が印象に残った。(50代/会社員)

声に焦点をあてたコンサートで、しかも現代曲の声の作品を聴けて満足でした。もっと自由な編成での声の作品の演奏会を望みます。シャピロ瑞絵さんの《般若心経》は、良くも悪くも作曲家の個性が垣間見れた。それくらい他の作品には見られなかったインパクトがあった。(20代男性/会社員)

肝付文子さんの《夢の波》は、一部には邦楽的(伝統的)響きにも聴こえましたが、全体としては「実験的」な印象を強く受けました。プログラムの文面で作曲者が語っておられるイメージは残念ながら感じられませんでした。演奏者の皆様は、本当にご苦労様です。(男性)

●10月23日 アンデパンダン展第1夜曲目表示

作品それぞれに持ち味があって十分楽しめた。森田泰之進さんの《変面王子》が印象に残った。今後、チェロ演奏の企画を望みます。プログラム冊子は経費が掛かり過ぎではないかと思ってしまいました。どうせならA4判が良い。(60代男性/無職)

●10月24日 アンデパンダン展第2夜曲目表示

※アンケートの掲載は日本現代音楽協会広報部が行いました。

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テーマ「声の復権」について
作曲家のみならず、演奏家、聴衆も充実感を覚える開かれた作品を

2005年度芸術監督:林光

こんにち、声=歌と「現代音楽」とはあまりに疎遠な関係になっているように思われる。むろん、そうでない作曲家が少なからず存在することは、まことにそのとおりであるのだが、それで安心してもいられない。
私が夢見るのは、声がもっともっと瑞々しく、華やいで、現代音楽シーンと切り結んでくれることである。そのために、今回、私にゆだねられた企画のすべてに「声」を必須の素材と条件づけた。
いまさら言うまでもないことだが、私は作曲の半ば以上は「声」とのコラボレーションである。けれどもそれらをモデルに「声の復権」を呼びかけるものでは無い。
想像を絶する新しい声の音楽の世界が切りひらかれるのを、心から望んでいる。



アンサンブル・アド・ホック結成
現代音楽演奏コンクール "競楽"入賞者を中心に

実行プロデューサー:小鍛冶邦隆

このアンサンブルは、日本現代音楽協会が隔年で開催している若い演奏家のための「現代音楽演奏コンクール "競楽"において入賞、入選した気鋭の演奏家を中心に、東京現代音楽アンサンブルCOmeTの主要メンバーの協力を得て結成されました。競楽から生まれたアド・ホックと、現音作曲新人賞の譜面審査を通過した作曲家は「現音作曲新人賞本選会」で出会い、また現音の若手会員の作品発表の場である「器楽アトリエ」では、アド・ホック、作曲家、聴衆がコラボレーションすることで、次代を担う音楽家たちが互いの感性を刺激しあいます。この相乗効果こそが現音の人材育成企画の特徴です。



世界的尺八奏者、三橋貴風氏を迎えて
伝統の深みと新しい音楽世界を体験する

尺八を中心とした音楽づくりと演奏の
ワークショップショップ・コンサート
9月3日(土)17時開演(16時半開場)アスピアホール[幡ヶ谷]
全自由席:1,000円(コンサート入場料)

尺八やその他の和洋管楽器も加えての音楽づくりと、演奏家とともに現代作品の初演を体験するワークショップが夏の間に展開されます。コンサートではワークショップでつくられた参加者自身による創作の発表と古典と現代の尺八曲等、尺八が他の管楽器の奏法にも反映し、ワークショップ参加者、演奏家、作曲家に共有され生まれ変わります。

▼コンサート
1創作発表/音楽づくりワークショップ参加者による創作発表

2松尾祐孝/富士三景今様(1996東京初演)
 三橋貴風、山口賢治、神令、桜井咲山、ワークショップ参加者(尺八)
 吉原佐知子、染谷京子(箏) 木村伶香能(十七絃) 松尾祐孝(指揮)

3古典本曲/鹿の遠音
 三橋貴風、山口賢治(尺八)

4諸井 誠/竹籟五章(1964)
 三橋貴風(尺八)

◎演奏アドヴァイザー:三橋貴風(尺八演奏家)
◎制作:佐藤昌弘

関連企画

▼7月31日(日) 洗足学園音楽大学現代邦楽研究所[溝の口]
音楽づくりワークショップ1…13:00〜15:00
現代作品(合奏)の初演体験1…15:30〜17:30

▼9月3日(土) アスピアホール[幡ヶ谷]
現代作品(合奏)の初演体験2…10:00〜12:00
音楽づくりワークショップ2…13:00〜16:00

○ワークショップ・リーダー 山口賢治(尺八)

○ワークショップ・サポーター
 神令、桜井咲山(尺八)
 木村伶香能、染谷京子、吉原佐知子(箏/十七絃)

○音楽づくりモティーフ提供
 林光(日本現代音楽協会2005年度芸術監督)

○作品提供 松尾祐孝

※見学ご希望の場合は事務局まで事前にご連絡下さい。

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“現代音楽ができるまで”
聴衆+演奏家+作曲家で共感する音楽工房


器楽アトリエII
10月10日(月/祝)アトリエ15時半・コンサート19時開演
(開場はそれぞれ30分前)
東京オペラシティ リサイタルホール[初台]
全自由席:学生1,500円/一般2,000円

「器楽アトリエ」は現代音楽演奏における記譜法や演奏技術、あるいは解釈といった問題について、若手作曲家の作品をとりあげて、楽譜をステージ上に拡大投影し、作曲家と演奏家が討議、また聴衆からの質疑応答も交えて行なう公開リハーサル(ワークショップ)とコンサートからなる企画です。この企画は作曲家と演奏家との協業の上に創造が成り立っていることを示しているだけでなく、作品が解釈や奏法によって様々な影響を受け変容していく過程をリアルタイムで知ることが出来ます。

1高野瀬 一/オウバアキル(2005初演)Sop, Cl/B-Cl, Vn, Pf

2宮川慎一郎/嫉妬の始まり(2005初演)Bar, B-Cl, Vn, Pf

3森田泰之進/四角い風へのオード(2005初演)Bar, B-Cl, Vn, Pf

◎ワークショップ指導:林光
◎ワークショップ進行:小鍛冶邦隆

【演奏】アンサンブル・アド・ホック
坂本知亜紀(ソプラノ) 松井康司(バリトン) 菊地秀夫★(クラリネット)甲斐史子*★(ヴァイオリン) 清水友美★(ピアノ) 鷹羽弘晃(指揮)

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野口龍と朝日現代音楽賞受賞者による

日本の室内楽〜演奏家と作曲家の出会うところ
10月15日(土)19時開演(18時半開場)石橋メモリアルホール[上野]
全自由席:4,000円

秀れた現代音楽の演奏家を表彰する「朝日現代音楽賞」は、1991年、朝日新聞社の寄託により始まりました。これまで、高い実績と大きな貢献をたたえて9名のヴェテランたちに、そして「現代音楽演奏コンクール“競楽”」で第1位を得た俊英12名(6組)に贈呈されています。
日本の数多くのフルート作品を初演し、日本の現代フルート音楽を推進してきた野口龍(第11回朝日現代音楽賞受賞)が、受賞を記念して、受賞者および「競楽」の若い入賞・入選者たちとともに作曲家とのコラボレイションから生まれた記念作を共演します。

1堀 悦子/フルートとギターのための二重奏曲“光の舞”(2003)
 野口龍*(フルート) 佐藤紀雄*(ギター)

2末吉保雄/カンツォーナa・b…2人のフルート奏者のために(2005)
 野口龍*、永井由比★(フルート)

3八村義夫(1938-1985)/星辰譜(1969)
 甲斐史子*★(ヴァイオリン) 吉原すみれ*(ヴィブラフォン)
 山口恭範*(テューブラーベル) 中川賢一(ピアノ)

4末吉保雄/おかる勘平(詩・北原白秋)(1975)
 瀬山詠子*(ソプラノ) 野口龍*(アルトフルート) 溝入敬三*★(コントラバス)
 菅原淳*(打楽器) 末吉保雄(指揮)

5山田英り子/Wishes─4本のフルートのために(2005改訂初演)
 野口龍*、橋本岳人、織田なおみ★、菊池香苗★(フルート)

6小倉 朗(1916-1990)/フルート、ヴァイオリン、ピアノのためのコンポジション(1977)
 野口龍*(フルート) 甲斐史子*★(ヴァイオリン) 中川賢一(ピアノ)

◎制作:末吉保雄・野口龍
◎後援:朝日新聞社

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若い作曲家の音楽的発言を重視しその道を開くコンクール

第22回現音作曲新人賞本選会
10月19日(水)19時開演(18時半開場)
東京オペラシティリサイタルホール[初台]
全自由席:2,000円

本コンサートは、譜面審査を通過した4作品を演奏審査し、現音作曲新人賞受賞作を決定する本選会です(副賞15万円)。現音は1984年度から「現音作曲新人賞」を設け、毎年若い作曲家から作品を広く公募しています。“妥協のない厳選”という趣旨の元、募集作品のテーマや曲種は年度毎に審査員長が決定するため、表面的な公平感よりは、審査員長の個性による個性的な新人の発見を尊重する、という点に特徴があります。

1肝付文子/夢の波(2005初演)Sop, Fl, Cl, Vn, Vc, Pf, Cond

2大村久美子/浄められた息(2005初演)Sop, Fl/Pic, Cl/B-Cl, Vn, Vc, Pf, Cond

3シャピロ瑞絵/般若心経(2005初演)Bar, Fl/Pic, B-Cl, Vn, Vc, Pf, Cond

4山根明季子/Transcend(2005初演)Sop, Fl, Cl, Vn, Vc, Pf, Cond

◎審査員:林光(審査員長) 北爪道夫 野平一郎

【演奏】アンサンブル・アド・ホック
太田真紀★(ソプラノ) 竹澤嘉明(バリトン) 木ノ脇道元*★(フルート)菊地秀夫★(クラリネット) 甲斐史子*★(ヴァイオリン) 大友肇(チェロ)須藤英子*★(ピアノ) 小鍛冶邦隆(指揮)

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日本の作曲界の「いま」が直裁に反映する二夜

アンデパンダン展第一夜・第二夜
10月23日(日)〜24日(月)それぞれ19時開演(18時半開場)
東京オペラシティリサイタルホール[初台]
全自由席:4,000円

「アンデパンダン展」は、その名“Independent”が意味するように、現音会員が自由な発想、独自のスタイルで作品を発表するコンサートとして、本年で40年周年を迎えます。現音の会員はすべて作品発表の実績を持つ作曲家であり、厳しい審査を経て入会しています。こうして選び抜かれた会員が自由に表現する場として、毎年このコンサートを目指し多くの力作が創られます。自由出品コンサートの特色として、様々な傾向の作品が演奏されるため、日本作曲界の現況を見通せるよい機会です。

▼第一夜 23日(日)19時開演(18時半開場)
1森田泰之進/変面王子(2005改訂初演)
 多井智紀(チェロ)

2松永通温/MEDITATION IX(2005初演)
 中村和枝(ピアノ)

3金田潮兒/吟詠・II - 独奏弦楽器の為の -(2003/2005ヴィオラ版初演)
 甲斐史子*★(ヴィオラ)

4宗像 和/二枚のハンカチーフ - 「戦場のピアニスト」余話 - (2004/2005改訂初演)
 竹澤嘉明(バリトン) 野口龍*(フルート) 遊間郁子(ピアノ)

5尾高惇忠/ピアノソナタ(2004初演)
 野田清隆(ピアノ)

6佐藤昌弘/デュオ コンチェルタンテ(2005初演)
 永井由比★(フルート) 佐藤昌弘(ピアノ)

7別宮貞雄/ヴァイオリンとチェロとピアノのための三重奏曲(1995/2005改訂初演)
 安田明子(ヴァイオリン) 安田謙一郎(チェロ) 佐藤祐子(ピアノ)

▼第二夜 24日(月)19時開演(18時半開場)
1近藤春恵/二つの無言歌(1.2004 2.2005初演)Vn, Pf

2金藤 豊/冬の日(2005初演)Sop, Pf

3露木正登/三重奏曲〜クラリネット、チェロとピアノのための(2005初演)

4倉内直子/共生 - 反響の相互作用(2005初演)Cl/B-Cl, 2Vn, Va, Vc, Cb, Cond

5赤石敏夫/「ルーパ」 - クラリネット、ヴァイオリン、コントラバス、打楽器のための(2005初演)

6高原宏文/無伴奏チェロのための“アリア”(2005初演)

7河内琢夫/Song and Dance(2005初演)Vn, Vc, Pf

【演奏】アンサンブル・アド・ホック
太田真紀★(ソプラノ) 内山厚志★(クラリネット) 高野綾★(打楽器)金井亜沙美★(ピアノ) 相川麻里子[1・4・7]、花田和加子[4・5](ヴァイオリン)木佐貫美保(ヴィオラ) 寺井創(チェロ) 那須野直裕(コントラバス) 鷹羽弘晃(指揮)


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過去の演奏会:2004年度2003年度 今年度の演奏会