2003年度

2004年度




2005年3月1日[火]〜14日[月](全6夜)

お客さまよりのご意見

〈現代の音楽展2005〉では、全企画を通じてアンケートを実施しました。
お客さまより頂いたアンケートの中からいくつかを下記に紹介致します。

●3月1日 木村かをりリサイタル アンケート曲目
●3月6日 打楽器フェスタ アンケート曲目
●3月8日 世界に開く窓 アンケート曲目
●3月11日 室内楽展 I アンケート曲目
●3月12日 室内アンサンブル展 I アンケート曲目
●3月14日 室内オーケストラの領域V アンケート曲目

●3月1日 第9回朝日現代音楽賞受賞記念 木村かをりリサイタル曲目表示

現代音楽については全くの素人ですが、本日の曲は聴いていて心地の良いものが多かった様な印象です。また、木村かをりさんのピアノの歯切れ良さとエネルギーは強く訴えかけてくるものがありました。(50代男性)

可知奈尾子さんの作品の出だしと終わりが非常に印象的。全曲宇宙的なひろがりを感じ、天空に舞うオーロラを見ているように素敵な作品でした。松平頼曉さんの作品はピアノは打楽器なのだなあと改めて思いました。木村さんの熱演に拍手します。(60代)

三善晃さんの作品が印象に残った。本日は大変楽しませて頂きました。(40代男性/会社員)

佐藤昌弘さんの作品が良かった。聴いていて奇麗だった。(20代女性/学生)

華麗なる鍵盤上の指先のテクニック、特に残響が素晴らしかった。久しぶりに堪能致しました。感謝。(70代男性)

初めて聴く曲というのはなじみにくい。先にCDを出して、それから1カ月ぐらいしてから同じ曲を演奏してみてはどうですか。(60代男性/自由業)

三善晃さんの作品が印象に残った。現代音楽はライブで聴くのが一番良いと思った。日本人作曲家中心、例えば三善晃シリーズのような企画を望みます。(60代男性/企業コンサルタント)

木村さんの演奏に感動しました。全ての曲は本当にピアノだから意味がある、という感じがしました。改めてピアノの音色が素敵だと思いました。(20代女性/学生)

なじみの少ない現代音楽作品ですが、退屈しなかった。(50代女性/主婦)

●3月6日 打楽器フェスタ〜DAGAKU-II曲目表示

坪能克裕さんの作品が良かった。声を演奏として用いるのは今日では珍しくないですが「ムーブメント」は初めて目にかかりました。打面までたたかず、振るだけの奏法、あれを複人数合奏するのは難しいと思います。演奏者の方の表現する姿勢もとても良かった。演奏者にはどの程度までのものが求められているのでしょうか。スコアを拝見したくなりました。芸術というのは何かを考えさせられました。(10代/学生)

松尾祐孝作品が印象に残った。いろいろな音色が、自由に無限に関わり合っていくところが面白い。(60代男性/自由業)

●3月8日 世界に開く窓〜ISCM“世界音楽の日々”を中心に曲目表示

譚盾さんの作品をめあてに来たが、やっぱり彼の音楽だけ違う! なんでこう輝いているのかしら。いつも元気をもらえる。どこか作曲姿勢が違うのネ!(女性)

日本現代音楽協会主催公演は2〜3回聴いている。上演作品も演奏も良かった。福井とも子さんの作品が印象に残った。(70代男性)

ヴァイオリン、ピアノに音を出す楽器として、その特質とは個別の音を求めようとしている所はわかるが、あまりにも楽器を分解してしまっている音としか聞こえないと感じた。現代音楽を聞きなれていなくて、音と音との関連性を感じさせるメロディーが感じられなかった。(40代女性/会社員)

日本現代音楽協会主催公演を初めて聴いたが、上演作品は良かった。潘皇龍さんのピアノ作品、演奏が印象に残った。(匿名)

譚盾さんの作品が印象に残った。でも演奏者が奇声を発したり、ピアノの弦を手でたたいたりするのは、ちょっと奇異な感じがした。演奏そのものはどの作品も良いのですが、曲の内容がよく解らない。(60代男性)

インターネットで公演情報を知り、初めて日本現代音楽協会主催公演を聴いたが、作品も演奏もあまり良くなかった。料金と内容が一致していないと思う。もっと現代的な内容にして欲しい。(匿名)

●3月11日 室内楽展 I 〜マリオ・カローリ氏を迎えて曲目表示

カローリ氏のフルート演奏に感動。徳差健悟作品が印象に残った。(50代女性/主婦)

鈴木聡さんの作品が印象に残った。ものすごく響いていてビックリしました。(10代女性/学生)

古典の音楽と違って新鮮だった。鈴木さんの作品は、フルートであんな奇麗な和風の音が出るんだとびっくりした。(10代女性/学生)

徳差さんはエッシャーを題材に作曲していましたが、私もエッシャーが好きなのでよかったです。(10代女性/学生)

●3月12日 室内アンサンブル展 I ---室内楽と創造〜新世紀のまなざし曲目表示

招待状乱発のせいだろう、常識も礼儀もわきまえぬ客が少なからずいて、有料入場者としては迷惑この上ない。全く聴く気の無い連中を入れるのに何の意味があるのだろう。作品や演奏の質云々以前の問題である。第1夜、第3夜、今日と、三日ともそうだったのであえて苦言を呈する。なお、作曲者、演奏者は全体として今ここに生きている人間の真摯な息づかいを伝えてくれた事をその名誉のために付言します(素人故の勘違いかもしれぬが)。(男性)

音楽雑誌を見て聴きに来たが、近藤春恵さん、松平頼曉さん、ペドロ・アマラルさんの作品が大変良かった。(30代男性/会社員)

友人経由でこのコンサートのことを知り、日本現代音楽協会主催の公演を初めて聴いた。上演作品は大変良かった。(男性)

●3月14日 第3回佐治敬三賞受賞記念 室内オーケストラの領域V曲目表示

本田祐也さんの作品は演奏者が客席の方に移動してくる等、なかなか楽しかった。現代音楽になじみがなかったが、今までの自分の知っている音楽と違いすぎて親近感が持てない。流れるような旋律の方が好きである。不自然な旋律と突然の打楽器の音で心臓には余り良くないなと感じた。奏者も聴く人も楽しい滑らかな音楽を期待したい。(女性/会社員)

ミゲル・アズグィメさんの作品は、これだけの人数で演奏しているとは思えない奥行きと詩情があった。現代音楽の指揮は30〜40年良くなっていないと思わずにいられない。拍のみが頼りの箇所はその限りではないが、おおむね音型の重なりが何かを語って(うたって)いる箇所で「とりあえず拍さえふっていれば」という姿勢から一歩もでないのでは、音楽は拍のしばりから出られず「もっとできたはず」の感がどうしても残る。このことは真剣にとりくんでもらいたい。もっとふくらむし、もっと酔えたはずだ。反面、拍でバシッとあわせるようなところはとてもうまい。でもそれだけだ。(50代女性/ピアニスト)

本田祐也さんの作品が印象に残った。現代音楽の演奏会には、今後も中身のある作品を望みます。(60代男性)

※アンケートの掲載は日本現代音楽協会広報部が行いました。

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いま、創造性へ --- 現代の音楽展2005

日本現代音楽協会会長:福士則夫

2004年度事業の後半にあたる《現代の音楽展2005》を迎えます。この春のシリーズでは湯浅譲二芸術監督による「既成からの脱却」「オリジナリテイの確立」「世界の中でのわたし」が掲げられ、一人一人の創造性が何に根差してどのように表出されるのかが真剣に問われています。ながきに亘る西洋思考からの脱却を図るためには“明確なイメージ”と極限の“増幅された想像力”が必要であるとの考えから、〈木村かをりリサイタル〉〈室内楽展 I 〉〈室内アンサンブル展 I 〉〈室内オーケストラの領域V〉に於ける作品公募について、以下の25のモデルが芸術監督によって設定されました。

A構造的 B非構造的(構造的非構造も含む) Cアモルファス(無定形的) D感情的 E情動的 F感覚的 G知覚的 H有機的 I無機的 J空間的 Kホット Lクール M官能的 Nストイック(禁欲的) O甘美 Pメロディアス Qソノラス R劇的 S諧謔的 T説話的(文学的) U絵画的 V心理的 W民族(民俗)的 X伝統の敷衍 Yその他 ーそして何れも“徹底して”

また
《現代の音楽展2005》では、世界的フルート奏者、マリオ・カローリ氏の招聘をはじめ、〈世界に開く窓〉〈打楽器フェスタ〉等において積極的に国際交流に取り組んでいます。4ヶ国の演奏家・演奏団体、8つの国と地域の作曲家の作品を上演、全6企画における作品上演は41曲に上ります。
日本現代音楽協会が何を発信しようとしているのか、是非皆様にご来聴いただき、ご自身によって“いま、創造性へ”をお確かめ下さい。



●第1夜 第9回朝日現代音楽賞受賞記念 木村かをりリサイタル

3月1日[火]18時半開場/19時開演
東京文化会館小ホール 全自由席4,000円

現代ピアノ音楽の新たなる展望

このリサイタルは、日本を代表するピアニストの一人、木村かをりさんの第9回朝日現代音楽賞受賞を記念して企画されたコンサートです。木村さんは、メシアン作品演奏のスペシャリストとして国際的にも高い評価を得、またこれまでに日本の現代作品の初演および海外での紹介を多数手掛けられ、現代音楽の演奏に特に活躍し続けてこられたことは広く知られております。当夜のプログラムは全て木村さんご自身の選曲によります。現音名誉会員の2つの作品と、当夜のために現音会員から公募した新作2曲の初演、そして演奏時間30分を超えるメシアンの大曲よりなり、木村かをりさんの絶妙な演奏によって、現代ピアノ音楽の新たなる展望がひらかれてくることでしょう。

松平頼曉:Acrostics[1992]
可知奈尾子:Expectation 2 〜for Piano〜
[2004/初演]
佐藤昌弘:パサージュ
[2004/初演]
三善 晃:ピアノのために─円環と交差[1995/1998]
オリヴィエ・メシアン(フランス):ニワムシクイ[1970]

[演奏]木村かをり (ピアノ)

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●第2夜 打楽器フェスタ〜DAGAKU-II

3月6日(日)12時半開場/13時開演
洗足学園音楽大学前田ホール 全自由席2,000円

壮大な打楽器の饗宴
韓国、スイス、ポルトガルからのゲストも交えた国際フェスタ!


様々な楽器に焦点を当てながら毎年開催しているフェスタ・シリーズの、今年のテーマは打楽器です。人間にとって最も根源的な楽器と思われる打楽器は、全世界に多種多様なものが存在しています。それらの多くを収蔵し、打楽器の分野でも活気溢れる展開を見せている洗足学園音楽大学の全面的な協力を得て、個人では楽器の調達が困難な打楽器作品を一挙に多数発表する機会となります。当協会内外公募から選曲した作品に加えて、韓国からの招待作品、大学側の招待作品、更にはスイスから来日するアンサンブル・フェーニックス・バーゼルのメンバーによる演奏も加わって、多彩な打楽器作品の饗宴が繰り広げられます。また、3部構成の各間に、ポルトガルから来日する作曲家2氏によるコンピュータ音楽のプレゼンテーション(協力:洗足学園音楽大学音楽・音響デザインコース)を付帯する予定もあります。さながらミニ国際音楽祭と言えるような開催に乞うご期待!

▼第1部〜鍵盤打楽器の世界〜
岩岡友夫:MAGICAL MERMADE[2004]
岡坂慶紀:インマー・メアー[1998]
?´????(ユ・イルハン/韓国):C-D-E fur Marimba allein
[1999/日本初演]《招待作品》
本間雅夫:打楽器のための ─対響[1980]
木下牧子:ふるえる月[2000/2004/改訂初演]

▼第2部〜アンサンブル・フェーニックス・バーゼルのメンバーを迎えて〜
久田典子:Tones field II ─バスクラリネットと打楽器の為の─[2003/日本初演]
フランツ・フラー・ミュンヒ(スイス):「エング/ヴァイト/レント」バスフルート、2つの大太鼓および打楽器のための
[2001/日本初演]《招待作品》
村田昌己:Intermodulation〜for Clarinet and Percussion〜
[2005/初演]
糀場富美子:Paracelsusの部屋─フルートと打楽器の為に
[2005/初演]

▼第3部〜多種多彩! 打楽器の響宴〜
久保 禎:Calling Drum/触太鼓[2004/初演]
河内琢夫:Heaven's Breath for percussion ensemble[1991]
倉内直子:再生 ─4人の打楽器奏者のための
[2004/初演]
坪能克裕:ムーブメントを伴った「打楽器の新次元」
[2003/初演]《洗足学園音楽大学招待作品》
朴仁鎬(パク・インホ/韓国):Uber die Angst II
[1994/日本初演]《招待作品》
松尾祐孝:TIMPANIA II[1994]《洗足学園音楽大学招待作品》

※三部構成の各間に、当音楽展に来日するポルトガルの作曲家、P. アマラル氏と、M. アズグィメ氏による、コンピュータ音楽プレゼンテーションを行う(協力:洗足学園音楽大学音楽・音響デザインコース)

[演奏]
岡田知之(指揮/洗足学園音楽大学教授)
松本祐二(打楽器/洗足学園音楽大学講師)
佐伯正彦(打楽器/洗足学園音楽大学講師)
石井喜久子(打楽器/洗足学園音楽大学講師)
古川玄一郎(打楽器/洗足学園音楽大学大学院生)
長田伸一郎(打楽器/洗足学園音楽大学大学院生)
森美咲(打楽器/洗足学園音楽大学大学院生)
竹下知見(打楽器/洗足学園音楽大学打楽器ソリストコース特別研究員)、他

アンサンブル・フェーニックス・バーゼル
クリストフ・ボッシュ(フルート)、榊原敏子(クラリネット)、ダニエル・ブース(打楽器)

【共催】洗足学園音楽大学/大学院

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●第3夜 世界に開く窓〜ISCM“世界音楽の日々”を中心に

3月8日(火)18時半開場/19時開演
すみだトリフォニーホール小ホール 全自由席一般4,000円/学生2,000円

アジアにおけるISCM --- ISCMにおけるアジア

〈ISCM“世界音楽の日々”の夕べ〉として、長く続けて来た企画を、今年から少し変えます。タイトルを〈世界に開く窓〉として、ISCM(国際現代音楽協会)世界音楽祭で活躍した人の作品を、必ずしも入選曲に限ることなく取り上げて、一つのテーマの下に統一しようというものです。今回は、ISCMの中でも一大勢力となったアジアに焦点を合わせました。全5曲の中、日本の2作品と譚盾の作品は入選曲です。他の二人の作曲家、尹伊桑は皆様よくご存知と思います。もう一人の潘皇龍は、日本では余り知られていないと思いますが、台湾の有力作曲家で、音楽祭にはしばしば代表として参加しています。

大村哲弥:層的音楽[2001-2002]
[演奏]小泉浩(フルート)、内山厚志(バスクラリネット)、稲垣聡(ピアノ)

[指揮]中川賢一

福井とも子:DONTO/STOP/TRICK for violin solo[2000]
[演奏]辺見康孝(ヴァイオリン)

潘皇龍(パン・ハンロン/中国-台北):Labyrinth-Promenade [1998/2000]
[演奏]中村和枝(ピアノ)

尹伊桑(ユン・イサン/韓国):Salomo for alto flute [1977/78]
[演奏]小泉浩(アルトフルート)

譚盾(タン・ドゥン/中国):Concerto for six[1997]
[演奏]内山厚志(バスクラリネット)、大友肇(チェロ)、山本修(コントラバス)、佐藤紀雄(エレキギター)、松倉利之(打楽器)、稲垣聡(ピアノ)

[指揮]中川賢一

【共催】すみだトリフォニーホール
【助成】財団法人ロームミュージックファンデーション

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第4夜 室内楽展I〜マリオ・カローリ氏を迎えて

3月11日(金)18時半開場/19時開演
東京オペラシティリサイタルホール 全自由席4,000円

“競作!!” 日本/イタリア現代フルート作品の夕べ

今年の〈室内楽展 I 〉は、湯浅譲二芸術監督の下での国際交流企画の一環として、ヨーロッパを中心に既に世界的な活躍を展開しているイタリアの俊英フルーティスト、マリオ・カローリ氏をソリストに迎えてお届けします。芸術監督の提案により「“徹底して”・・・であること」を念頭に、現音会員によって書き下ろされた新作群に加え、カローリ氏自身の選曲によるイタリアの現代作品の日本初演も行われます。特殊奏法満載な多くのフルート作品で有名な作曲家シャリーノをして「フルート界のパガニーニ」とまで言わしめたカローリ氏の超絶技巧フルートと、21世紀初頭の極東を生きる現代作曲家の「増幅された極限の想像力」とが競い合い、融合し合う熱い一夜に、どうぞご期待下さい。

鈴木聡:フルートとピアノのための「吽」[1999]
坪能克裕:フルートとチェロのための「キャラクター A」
[2005/初演]《芸術監督推薦》
イヴァン・ヴァンドール(イタリア):フルートとピアノのための「空っぽの足跡」
[2004/日本初演]《カローリ氏委嘱》
徳差健悟:幻想二題
[2004/初演]
ブルーノ・マントヴァーニ:空気を求めて[2001]
福井とも子:happening in Babel
[2005/初演]《芸術監督推薦》

[演奏]マリオ・カローリ(フルート)、シルヴァ・コスタンツォ(ピアノ)、山根孝司(クラリネット)、岩永知樹(チェロ)

【協力】有限会社レックス

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第5夜 室内アンサンブル展I

3月12日(土)18時半開場/19時開演
東京オペラシティリサイタルホール 全自由席4,000円

室内楽と創造〜新世紀のまなざし

〈室内アンサンブル展 I 〉では、下記の楽器の中から最大10人まで、15分以内の作品を会員に公募しました(Fl. Ob. Cl. Fg. Vn. Va. Vc. Cb. Perc. Pf.)。現代の作曲家にとって、クラシカルな室内楽の編成、例えばピアノ三重奏、五重奏といった枠組みはあまり意味がないように思います(例外は弦楽四重奏曲)。どのような楽器の組み合わせで書くかということから作品は発想され、その編成でなければならない必然のもとに(ドビュッシーのフルート、ヴィオラ、ハープのためのソナタを嚆矢とする)様々な響きが探求されます。今回も、会員より様々な編成の作品が集まりました。現代においても新しい光が当てられている弦楽四重奏曲が含まれているのも象徴的です。また、ISCMポルトガル支部との交流として、ペドロ・アマラル氏の作品が日本初演されるのも注目されます。アマラル氏はこのコンサートのために来日され、自作を指揮します。2005年、結成20周年をむかえたアール・レスピランによる演奏が期待されます。

倉内直子:祈りの波[2004/初演]
近藤春恵:弦楽四重奏のためのShighira[2004/改訂初演]

山本繁司:サウンドスペース〜室内アンサンブルのための
[2004/初演]
松平頼曉:コントラポジション
[2004/初演]《芸術監督推薦》
ペドロ・アマラル(ポルトガル):ORGANA[2001/日本初演]

[演奏]アール・レスピラン
[指揮]ペドロ・アマラル(★)、安良岡章夫

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第6夜 第3回佐治敬三賞受賞記念 室内オーケストラの領域V

3月14日(月)18時半開場/19時開演
津田ホール 全自由席4,000円

トウキョウ・コンテンポラリー!

〈室内オーケストラの領域V〉では、内外の同時代の音楽を積極的に演奏している東京現代音楽アンサンブルCOmeTによる、最新の音楽シーンが聴かれよう。露木、森垣両氏の新作は、COmeTの高度な演奏技術を前提にした作品。またミゲル・アズグィメ氏(ポルトガル)によるヨーロッパ現代音楽の最先端を、日本の最新作と同時に東京で世界初演するという、時間と距離がCOmeTを介して、東京という都市空間に新たな創造の場の実現をめざす試みでもある。2004年3月、4月の東京・パリで実現した日仏現代音楽コンサートを継承する企画である。またCOmeTによる「室内オーケストラの領域III」の第3回佐治敬三賞受賞のプログラムより、評判の高かった小山、本田作品が再演される。

露木正登:幻想曲風に[2005/初演]
森垣桂一:《EXPRESSIONS》FOR CHAMBER ORCHESTRA
[2005/初演]
小山 薫:ロンド・アラベスク─室内オーケストラのために─[2003]
ミゲル・アズグィメ(ポルトガル):アグアス・マリンハス
[2005/初演]
本田祐也:Chamber orchestra in CHING-DONG Stadium[2003/2004改訂]

[演奏]東京現代音楽アンサンブルCOmeT
木ノ脇道元(フルート)、本田英輝(オーボエ)、菊地秀夫(クラリネット)・高林美樹(ファゴット)、竹内修(ホルン)、曽我部清典(トランペット)・村田厚生(トロンボーン)、尾崎光宏(チューバ)、神田佳子・他(打楽器)・篠田恵里(ハープ)、野口千代光・相川麻里子・山口幸恵(ヴァイオリン)、甲斐史子(ヴィオラ)・寺井創(チェロ)、那須野直裕・大石健治(コントラバス)、中村和枝(ピアノ)

[指揮]小鍛冶邦隆

[共演]チャンチキ トルネエド
鈴木広志・東涼太・江川良子(サックス)、井上梨江(クラリネット)、斉藤寛(フルート)、佐藤秀徳(トランペット)今込治(トロンボーン)、木村仁哉・大熊健司(チューバ)、渡邉理恵・池野瞳(打楽器)

【助成】財団法人三菱信託芸術文化財団
【協力】洗足学園音楽大学

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お客さまよりのご意見

〈現音・秋の音楽展2004〉では、全企画を通じてアンケートを実施しました。
お客さまより頂いたアンケートの中からいくつかを下記に紹介致します。

●9月23日 リコーダーによる音楽づくりワークショップ・コンサート

リコーダーというとバロック的な響きが強いが、チェンバロ同様に、バロック音楽だけではなく、現代音楽の演奏楽器としても非常にすぐれたものがあると感じた。(10代/学生)

後にも先にも、リコーダーの鈴木さんの素晴らしさ。(音楽事業者)

こういうコンサートは初めてで、リコーダー、“笙”というものの不思議さを発見した。(60代/会社員)

ハイレベルの技法を要求される作品が多く、演奏者のご苦労が察せられる。(70代/自由業)


■ワークショップ参加者の感想

リコーダーのにわか音階練習をしてきたが、必要なかった!やはり鈴木さんの型破りな奏法の演奏はたいへん刺激的でした。また笙の音色も素晴らしかったです。ワークショップについては作曲する時間がもう少しあったらと思いましたが、リーダーや先生方はあれ以上あったら疲れてしまったかもしれない。よくまとまったなあと思い、さすがだなと思います。リコーダーがこのような広がりを持つことを初めて知り、また世界が広がり楽しくなりました。ワークショップなど他者とともに自ら表現に関わることで発見がある企画は、今の私に魅力的です。すぐれたワークショップは他分野にも応用できると思います。これからも期待しています。(W.N)

リコーダーの可能性の深さと偶然の音楽の面白さ。(Y.M)

リコーダーはこんなにたくさん音があった。来て良かった。(K.I)

リコーダーの音の余韻の美しさ(が最も印象に残った)。大変わかりやすい進行、内容すばらしいです。(今後の企画に望むのは)小中学生のためのワークショップ、学校へ出向いてワークショップ。(Y.T)

大変勉強になりありがとうございました。リコーダーには、いろいろ吹き方があることを知り、楽しかったです。一つ要望としてはワークショップリーダーは、前もって取り組みをしてるのだからグループのまとめ役として働いてほしかった。(E.K)

リコーダーを『吹く』だけでなく、軽く叩いたり、分解してみたり…色んなやり方でたくさんの表現ができる事が知れて面白かったです。現代音楽というものを全く知らずに行ったので、こんな音楽の世界もあるんだと驚きました。新鮮でした。(N.T)

ステージで演奏すると言うのは、年齢に関係なくいつも緊張しますが、今回は特に気になりました。リコーダーは非常に難しい楽器で、にわかに習得することは無理でしたが、WSは楽しく、あっという間に時間が経過しました。また、今回は8月のWSがあったので、特に良かったように思います。私の場合、いきなりだったら、更に不安があったと思います。来年も、ぜひプレWPの機会を作って下さい。(Y.Y)

ワークショップはとても勉強になりましたし、何よりリコーダーの概念が覆りました。あんな音が出るなんてビックリです!!来週から中学の実習に行くのですが、ぜひ授業づくりのヒントにしていきたいと思っています。ありがとうございました。(T.W)

●10月7日 アンデパンダン展I

アンデパンダン展、すごく良かったです。みんな力作ぞろいで演奏も申し分なく、楽しめました。ただ一つ、とても気になったことがあるのですが、機械のようにただ音を出しているだけで、他の方と比べて演奏が良くないと感じる方がいました。これからも是非質の高い演奏会を企画してください。期待しています。(匿名)

「現代音楽」というものに初めて触れましたが、このような音楽もあるのだと感じました。また聴きに来たいと思います。

▼最も印象に残った作品
1) 岡田昌大/フルートとピアノのための念誦 (フルート:高市紀子、ピアノ:近藤志朗)
2) 堀悦子/フルートとギターのための二重奏曲?“光の舞” (フルート:野口龍、ギター:佐藤紀雄)

(30代男性/塾講師)

●10月15日 器楽アトリエI

聴く曲の構造がわかってよかった。今回のようなワークショップは聴いている方も勉強になるし、若い作曲家が自分の曲を発表する場としてはとても良いと思うので、またやってほしい。(10代/学生)

アトリエ(公開ゲネプロ)で、曲の説明や奏法を知れたのがすごく面白かった。毎回このようなものがあれば、新作でも親しめると思う。曲の構造の作り方や、色々な講座をやってほしい。(10代/学生)

お昼の部、アトリエの作曲者と演奏者のやりとりはとても興味深かった。現代音楽において、いかに演奏者に意図を伝えるか、その難しさが伝わってきました。(20代男性/学生)

純粋な音の世界を現代音楽という先入観なしに楽しめた。(40代男性/教員)

コンサートの公開ゲネプロにより、現代音楽の演奏と作曲の裏側が理解出来た。(70代男性/自由業)

●10月21日 第21回現音作曲新人賞本選会

作曲者により曲想も様々で楽しめました。テーマが「構造」ということでしたが、作曲者によっての捉え方の違いなど参考になりました。(20代男性/アルバイト)

どの曲もそれぞれ興味深く良かった。今日のような若々しく力に満ちた作品が集まる企画を望みます。(匿名)

現代音楽は初めてで良くわからないが、楽器の特性と音楽性の融合がどうか(リズム、ハーモニー、メロディ)。(60代男性/無職)

●10月25日 アンデパンダン展II

曲が落ち着きすぎの傾向で意外でした。時代を創る曲を生み出して下さい。チェレンジ願います。(30代男性/会社員)

日本現代音楽協会主催のコンサートは初めてだが、大変良かった。宇野文夫さんのピアノ・ソナタ第3番「魂の孤独?希望」 (ピアノ:中村和枝)がすばらしかった。(匿名)

※アンケートの掲載は日本現代音楽協会広報部が行いました。

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JSCM 日本現代音楽協会(現音)主催―作曲家がつくる
秋と春の音楽会シリーズ1


現音・秋の音楽展2004

実行プロデューサー:夏田昌和/レジデント・アンサンブル:アンサンブル・コンテンポラリーα

2004年9月23日〜12月5日(全6企画)

●9月23日[木・祝]リコーダーによる音楽づくりワークショップ・コンサート
●10月7日[木]アンデパンダン展I
●10月15日[金]器楽アトリエI
●10月21日[木]第21回現音作曲新人賞本選会
●10月25日[月]アンデパンダン展II
●11月15日[月]〜12月5日[日]第6回現代音楽演奏コンクール“競楽VI”

●2004年度、現音からのメッセージ―

いま、創造性へ


私はこれまで多くの現代音楽のスコアをグローバルな場で見て来ているが、
そこで痛感して来たものは、日本の作曲家の大部分が技術的には高いレベルをもってはいても、
つまり現代的な技法をそつ無く使っていても、それで一体何を表したいのか、
というオリジナリティの希薄さなのであった。

そこで、いまもっとも肝要なものは、「明確なイメージ」、
極限の「増幅された想像力」ではないかと私は思う。

私は、音楽は、作る人の持っているすべての世界(コスモロジー)の反映として生まれていると信じている。
それは、人それぞれの、生い立ち(言語、社会、地理的・風土的環境、家族構成)、
経験、学習、そして生の方向性、から成立つものと思っている。

それらが、作曲という自己の深部に降り立って行われる自己を形成しているかぎり、
個々の人間の共通性と個別性を反映していくものと信じている。

2004年度芸術監督:湯浅譲二


2004.9.23[木・祝]
リコーダーによる音楽づくりワークショップ・コンサート
17:30開場/18:00開演  会場:バリオホール in Artesque(春日)
入場料:一般3,000円(全自由席)/学生2,000円(全自由席)

監修:坪能由紀子(日本女子大学大学院教授、東京芸術大学講師)

現代音楽をレパートリーとし、世界的に活躍するリコーダー奏者、
鈴木俊哉をワークショップ・リーダーとして、
リコーダーを使って参加者全員で音楽をつくるワークショップ。
多彩な現代奏法を駆使するリコーダーの新たな魅力を体験する。

▼ワークショップ(13:00〜16:00)
※要申込(定員25名)詳細はワークショップ参加要項をご確認下さい
ワークショップ参加+コンサート入場料:
 一般4,000円/学生3,000円
ワークショップ見学:500円(前日までに要予約)

▼コンサート(17:30開場/18:00開演)
プレコンサート17:45〜 ワークショップでつくった作品の発表
伊藤 高明/ソプラノリコーダーと笙のためのうつりが[2004/初演]
サルヴァトーレ・シャリーノ/魔法はどうすれば生まれるのか?[1985/2002]
渡辺 俊哉/Border[2004/初演]
湯浅 譲二/テナーリコーダーのためのプロジェクション[2004]
細川 俊夫/鳥たちへの断章。b[1990/1997]
【演奏】鈴木俊哉(リコーダー)、石川高(笙)

※本企画の学生券は日本現代音楽協会事務局のみの取り扱いとなります。



2004.10.7[木]
アンデパンダン展1
17:30開場/18:00開演  会場:東京オペラシティリサイタルホール(初台)
入場料:4,000円(全自由席)


日本の現代音楽界の「いま」が直裁に反映する、現音会員作曲家による自由出品コンサート1

金田 雄志/ピアノによる音楽III―ある風景[2003]
【演奏】藤井一興

金藤 豊/ヴァイオリンソナタ第二番―西行ソナタ―[2004/初演]
【演奏】中山しのぶ(ヴァイオリン)、ピアニスト未定

早川 和子/いく〜トロンボーン・ソロのための〜[2004/初演]
【演奏】桑田晃(トロンボーン)

小山 薫/レクイエム―独奏ピアノのために―[1999]
【演奏】菊地由記子(ピアノ)

岡田 昌大/フルートとピアノのための念誦[2003]
【演奏】高市紀子(フルート)、近藤志朗(ピアノ)

山本 繁司/音の伽藍〜ピアノのための[2004/初演]
【演奏】藤井一興(ピアノ)

下山 一二三/独奏ヴァイオリンのための「ジェットブラック・タンジェント」[2004/初演]
【演奏】松原勝也(ヴァイオリン)

早川 和子/霈〜独奏チェロのための〜[2004/初演]
【演奏】苅田雅治(チェロ)

堀 悦子/フルートとギターのための二重奏曲―“光の舞” [2003/改訂初演]
【演奏】野口龍(フルート)、佐藤紀雄(ギター)

佐藤 昌弘/螺旋状のアリア[2004/初演]
【演奏】相川麻里子(ヴァイオリン)、佐藤昌弘(ピアノ)



2004.10.15[金]
器楽アトリエI
13:30開場/14:00開演 会場:めぐろパーシモンホール 小ホール(都立大学)
入場料:2,000円(全自由席)

作曲家は音の探求者。作品の「創造」は作曲家と演奏家の協業

▼アトリエ(13:30開場/14:00開演)
日本現代音楽協会の若手作曲家(準会員)の作品4曲程度
作品の楽譜をステージ上のスクリーンに拡大投影し、作曲家、演奏家、聴衆が討議しながら行うワークショップ

▼コンサート(18:30開場/19:00開演)
日本現代音楽協会の若手作曲家(準会員)の作品4曲程度

【演奏】アンサンブル・コンテンポラリーα 木ノ脇道元(フルート)、佐藤まどか(ヴァイオリン)、及川夕美(ピアノ)



2004.10.21[木]
第21回現音作曲新人賞本選会
18:30開場/19:00開演 会場:北とぴあ つつじホール(王子)
入場料:2,000円(全自由席)

若い作曲家の音楽的発言を重視しその道を開く

19:00〜譜面審査を通過した4作品程度を演奏審査
20:30〜結果発表、講評

第1位 第21回現音作曲新人賞 副賞15万円
    日本現代音楽協会入会資格の認定 〈現代の音楽展2006〉への出品の優先権

【審査員】安良岡章夫(審査員長)、夏田昌和、南聡
【演 奏】アンサンブル・コンテンポラリーα



2004.10.25[月]
アンデパンダン展2
17:30開場/18:00開演  会場:東京オペラシティリサイタルホール(初台)
入場料:4,000円(全自由席)

日本の現代音楽界の「いま」が直裁に反映する、現音会員作曲家による自由出品コンサート2

堀切 幹夫/マウンテン・ライン[1997/初演]
【演奏】竹内修(ホルン)、手島志保(ヴァイオリン)、東義直(ヴィオラ)
朝吹元(チェロ)、溝入敬三(コントラバス)
【指揮】堀切幹夫

田中 範康/フルートとピアノのためのアリア[2004/初演]
【演奏】木ノ脇道元(フルート)、松山元(ピアノ)

杉浦 正嘉/三味線をともなう「白秋三題」[2004/初演]
【演奏】青山恵子(ソプラノ)、杵家七三(三味線)

宇野 文夫/ピアノ・ソナタ第3番「魂の孤独―希望」[2003/再演]
【演奏】中村和枝(ピアノ)

▼レジデント・アンサンブルの演奏による作品

金田 潮兒/燕舞う―弦楽四重奏の為の―[2004/初演]
高原 宏文/コミュニオン」 ヴァイオリンとチェロのための[2004/初演]
倉内 直子/反響―波動の相互作用[2004/初演]
栗本 洋子/鏡ノ中ノ曼珠沙華[2003/再演]
露木 正登/弦楽四重奏第1番[2004/初演]
赤石 敏夫/「エターナル・リカレンス」―Fl. Vn. Vc. Pf. のための[2004/初演]

【演奏】アンサンブル・コンテンポラリーα
木ノ脇道元(フルート)、宮村和宏(オーボエ)、遠藤文江(クラリネット)、佐藤まどか(ヴァイオリン)
花田和加子(ヴァイオリン)、甲斐史子(ヴァイオリン/ヴィオラ)、岩永知樹・松本卓以(チェロ)
柳沢智之(コントラバス)、黒田亜樹(ピアノ)、夏田昌和(指揮)


2004.11.15[月]→12.5[日]
第14回朝日現代音楽賞
第6回現代音楽演奏コンクール“競楽VI”


会場:けやきホール(代々木上原)
入場無料
@共催:朝日新聞社 後援:社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)

明日の現代音楽を担う演奏家のコンクール

第1次予選 2004年11月15日(月)、16日(火)
第2次予選 2004年11月21日(日)
本   選 2004年12月5日(日)

第1位 第14回朝日現代音楽賞(賞状・賞金50万円)
第2位 賞金20万円
第3位 賞金10万円
 他


【審査委員】
福士則夫(作曲・日本現代音楽協会会長)/審査委員長
小泉 浩(フルート/第2回朝日現代音楽賞受賞者)
小林 仁(ピアノ)
篠崎功子(ヴァイオリン)
高橋明邦(打楽器・現代邦楽)
松平頼曉(作曲・日本現代音楽協会理事) ※敬称略、五十音順

【制作】末吉保雄

※参加者募集中。詳細は必ず「要項」をご確認下さい。

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チケットの申込はメールでも承っております。
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