第28回現音作曲新人賞入選作決定

審査員長:近藤譲

審査員長:近藤譲

7月6日(火)午後7時より日本現代音楽協会事務所に於いて、近藤譲審査員長、野平一郎・山本裕之審査員による譜面審査が行われました。厳正な審査の結果、4作品が新人賞候補作品に選ばれました。
11月24日(木)東京オペラシティリサイタルホールにて行われる「世界に開く窓~古往今来(第一部:第28回現音作曲新人賞本選会/第二部:世界に開く窓)に於いて、演奏審査により新人賞受賞作を決定します(18時開演予定)。

■入選作(五十音順)

旭井 翔一(Shoichi ASAI)
《水曜日の夢》(2011)[編成:Fl, Ob, Db]
1988年福井県生まれ。東京芸術大学音楽学部作曲科に在籍中。野平一郎、土田英介、徳永崇、篠田昌伸の各氏に師事。

酒井 信明(Nobuaki SAKAI)
《Nana》(2008)[編成:Picc, Vn, Bsn]
1976年兵庫県生まれ。大阪芸術大学音楽学科を経て京都市立芸術大学音楽学部作曲専攻を卒業。松永通温、中村典子の各氏に師事。

渋谷 由香(Yuka SHIBUYA)
《Six Landscapes in Unequal Temperament 2》(2011)[編成:Vn, Va, Vc]
1981年生まれ。東京芸術大学大学院修士課程修了。現在同大学院博士後期課程に在籍中。第19回京都芸術祭新人賞受賞。

松浦 伸吾(Shingo MATSUURA)
《霧中の紅》(2011)[編成:2Vn, Pf]
1979年生まれ。大阪音楽大学音楽学部作曲学科を経て同大学大学院音楽研究科作曲専攻修了。近藤圭、久保洋子の各氏に師事。